2014-2015年度のトーストマスターズ活動も、6月末をもって修了となりました。

このシーズンは神奈川トーストマスターズクラブの会長となり、クラブの内外多くのメンバーに支えられたことを実感しました。

 

 しかしながら同時に、会長としてのリーダーシップ、徐々に活動から遠ざかるクラブメンバーのフォロー、そして自分自身のスピーチへの取り組み・・・その全てに自分自身が納得できない、課題の残る結果となりました。

  そのことを痛感したのが、スローガンでした。神奈川トーストマスターズクラブでは、毎年クラブのスローガンを掲げるのですが、私の掲げたスローガンは、皆の頭からはすっかり抜けていた様汗でした。

言葉ひとつ残せないとは、、組織をまとめるとはなんと難しいことか・・・ガーンこの事実には、流石にガックリきた覚えが有ります。

 

 見方を変えれば、私にとってこのシーズンはそれまでの活動が一段上のステージにあがり、考え方や活動の仕方を変えることを促されたシーズンであったのでしょう。人は失敗し頭を抱えることで、間違いを正す気持ちと戒めを得られるものです。

 

しかし、それは今振り返るからこそ言えることです。

最後の例会、クラブメンバーの皆さんから労いの言葉を頂きつつも、当時の私にとっては会長としての活動への無念と、やっと終えられるという安堵が入り混じったシーズンでした。

私の次の会長。第9代目(私は第8代目の会長でした)はベテランのA藤さん。そして、教育担当には神奈川地区で(ダンスと女装で)その名を轟かせるS水さん。

 

そして7月。役員を終えていちメンバーに戻った私。

「表情が柔らかくなったね」

7月に入っての例会でS水さんにそう言われました。きっと会長をしている時は険しい顔だったのでしょう。S水さんは教育担当となり、早くも頭を抱えている様でした。

 

当面は、ゆっくりしてこれからの活動を考えてみようか。。

さしあたっては秋のコンテストでも目標にしよう、たしか論評コンテストだったな。

 

しかし、そんな状況は長くは続きませんでした。

 

「能城さん、秋の全国大会、日本語コンテスト委員長してくれない?」

この秋口、クラブ運営とは全く異なる激務が私を待ち受けていたのです。