2013年の秋口から、私は神奈川トーストマスターズに加えて、日本語の上級マニュアルを学ぶクラブ、輝トーストマスターズ(毎月1回)にも入会して活動していました。
 
 上級クラブということで、普段の例会での活動とは異なる例会進行。当時の輝トーストマスターズは、人数が少ないことも有り、テーブルトピックは5-7分。スピーチは当時の旧マニュアルにおけるアドバンス(実践型)マニュアルを使用しての例会進行でした。(2020年現在は例会スタイルが変更となっています)
 
 論評自体も神奈川トーストマスターズを始めとした一般のクラブで行われる”褒める”と”受け止める”を中心としたスタイルの論評と異なり、論評者の視点から見たスピーチの改善点や内容・展開の過不足についての指摘が中心の、より実践的な活動を行っておりました。

 と言っても、けして敷居が高いわけではなく、例会後はざっくばらんに意見や考えを交換する場もあり、さながら”スピーチサロン”と言った雰囲気でした。
現在の輝トーストマスターズの活動はこちら:輝トーストマスターズクラブHP
 
 このスタイルは、神奈川トーストマスターズ入会当時の私の様な”自信が無くて、人前で上手く話せるかに不安を感じている”人には、中々厳しいものではありますが、ある程度話すことに自信がついて、通常の”褒める”と”受け止める”では物足りなくなりはじめた時分であれば、大いに意欲がわくものでした。
 
 そういう意味では、私は期せずして、人の成長の在り方として「現状の肯定をされ」→「今後のための指摘を受け」→「受け止めて更なる高みを目指す」という段階を踏んでいけたのだなと、今は実感し、ご縁に感謝しています。
 
 ですが。
 
 ”今は実感している”と書いた通り、上記の経験の様な本当に得ていた財産に気付くのは、後になってのことでした。
 
 今年の春こそはコンテスト優勝だーー!ドンッ
 
 自分自身をより認めてもらいたい、当時はそんな考えで頭が一杯だったんです。
 


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