さて、今回は不定詞です。とても便利で使用頻度が高い表現が満載です。基本形を復習した後、関連する動名詞の基本も学習しましょう。
1.toのつく不定詞
・「to+動詞の原形」が基本形。不定詞には3つの用法があります。(1)名詞的用法、(2)副詞的用法、(3)形容詞的用法、です。
(1)名詞的用法
・名詞と同じ働きをして「~すること」という意味を表わします。
例:私の夢は野球選手になることです。
My dream is to be a baseball player. (C(補語)として)
例:早起きをすることは健康によい
To get up early is good for the health.(S(主語)として)
例:私は英語を勉強することを好む。/私は英語を勉強するのが好きだ。
I like to study English.(O(目的語)として)
(*「I like English. 私は英語を好む。」のEnglishという名詞の代わりに「to study English 英語を勉強すること」という不定詞の名詞的用法が使われている。)
(2)副詞的用法
・副詞と同じ働きをして「~するために(目的)、~して(原因・理由」という意味を表わします。
例:彼は英語を学ぶためにアメリカに行った。(目的)
He went to America to learn English.
例:私はあなたに会えてうれしい。(原因)
I am glad to see you.
例:私はその知らせを聞いて驚いた。(理由)
I was surprised to hear the news.
(3)形容詞的用法
・形容詞と同じ働きをして「~するための、~すべき」という意味を表わします。
例:私は食べるための何かが欲しい。/私は何か食べる物が欲しい。
I want something to eat.
例:私はテニスをするための時間がある。/私はテニスをする時間がある。
I have time to play tennis.
例:彼には住むべき家がない。/彼には住む家がない。
He has no house to live in.
(参考)形容詞的用法について
(1)形容詞的用法の特徴は、名詞・代名詞の直後に置かれた「to+動詞原形」が、後ろから名詞・代名詞を修飾すること。
例:something to drink(飲むための何か/飲み物)、 a lot of money to spend(使うための沢山のお金)、many books to read(沢山の読むべき本)、time to spare(割くべき時間/割ける時間)
(2)不定詞と形容詞が両方つく場合。「~thing+形容詞+不定詞」
例:ああ暑い。何か冷たい飲み物を下さい。
Oh, it’s so hot. Give me something cold to drink.
(3)「to+動詞の原形」の直後に前置詞がつく場合
例:live in a house (家に住む)
→ a house to live in (住む家=中に住むための家)
例:sit on a chair(椅子に座る)
→ a chair to sit on(座る椅子=上に座るための椅子)
例:play with a friend(友達と遊ぶ)
→ a friend to play with(一緒に遊ぶための友達)
2.toの付かない不定詞(原形不定詞)
・toの付かない不定詞を使うのは、知覚動詞:見る(see)、聞く( hear)、などや)、使役動詞:(人に)~させる(make、let、haveなど)が使われる場合です。
・具体的には「see+(人・物)+原形不定詞」という形で「(人・物)が~するのを見る」という意味を、また「make/let/have+(人・物)+原形不定詞」という形をとり「(人・物)に~させる」という意味を表わします。
(1)知覚動詞
例:私はその男が通りを横切るのを見た。
I saw the man cross the street.
例:私は誰かが部屋で話すのを聞いた。
I heard someone speak in the room.
(2)使役動詞
例:彼女は彼らに台所で食事をさせた。(強制的に)
She made them eat in the kitchen.
例:私は彼女にアイスクリームを食べさせた。(もともとしたかったことをさせる(許可))
I let her eat ice cream.
例:私は彼に手紙を書かせた。(立場上当然のことをさせる(中立的))
I had him write a letter.
(参考)命令文 ~しなさい
・make, let, haveなど「人に~させる」という「使役」を習った所で、「~しろ、しなさい」という命令文について復習しましょう。
・命令、要求は話している相手、つまり2人称Youに対して用いられると決まっています。主語のyouは命令文では省略され、動詞は常に原形を用います。
(1)命令文の基本形
例:入りなさい!
Come in!
例:静かにしなさい!
Be silent!
(2)「禁止」を表わす命令文 (do not、neverをつける)
例:そのことを忘れるな。(禁止)
Don’t forget it.
例:決してウソをついてはいけない。(強い禁止)
Never tell a lie.
(3)「勧誘」 Let’s+動詞の原形~ ~しましょう
例:散歩に行きましょう。
Let’s go for a walk.
ええ、そうしましょう。
Yes, let’s.
いいえ、よしましょう。
No, let’s not.
(4)命令文+and~(・・・しなさい、そうすれば~)
例:すぐに行きなさい。そうすれば間に合います。
Go quickly, and you will be in time.
(= If you go quickly, you will be in time.)
(5)命令文+or~(・・・しなさい、さもないと~)
例:すぐに行きなさい。さもないと遅れます。
Go quickly, or you will be late.
(= If you do not go quickly, you will be late.
3.疑問詞+to不定詞
・「疑問詞+to不定詞」で「どのように/何を/いつ・・・~したら良いか」という意味の名詞と同じような意味を表わす。
(1)how to~(~のしかた)
例:彼は私にどのようにそのゲームの遊ぶのか/ゲームの遊び方を教えてくれた。
He taught me how to play the game.
(2)what to~(何を~したらよいか)
例:私は何と言ったらよいか分からない。
I don’t know what to say.
(3)which to ~(どちらを~したらよいか)
例:彼女はどちらを選んだらよいのかわからなかった。
She didn’t know which to choose.
(4)when to ~(いつ~したらよいか)
例:いつ始めたらよいか教えて下さい。
Please tell me when to start.
(5)where to ~(どこへ~したらよいか)
例:彼はどこへ行ったらよいのかわからなかった。
He didn’t know where to go.
4.動詞+人+不定詞 (不定詞の意味上の主語)
・「動詞+人+to不定詞」でto+原形動詞の主語を表わします。
(1)want+人 +to ~(人に~してもらいたい)
例:私はあなたに勉強してほしい。
I want you to study.(studyの意味上の主語はyou 「あなたが勉強する」)
→ 私は勉強することを欲する。/私は勉強したい。
I want to study.(studyの意味上の主語はI。「私が勉強する」)
(2)tell+人+to~ (人に~するように言う)
例:彼は私に早く起きるように言った。
He told me to get up early.(get upの意味上の主語はme(=I)「私が起きる」)
(3)ask+人+to ~ (人に~するように頼む)
例:私は彼女に手伝ってくれるように頼んだ。
I asked her to help me. (helpの意味上の主語はher(=she)「彼女が手伝う」)
(参考)その他不定詞を使った慣用表現
・「too+形容詞/副詞+to+動詞の原形」=「so+形容詞/副詞+that+主語+can't~」 あまりに・・・なので~できない。
例:私はあまりに疲れているのでこれ以上歩けない。
I am too tired to walk any more.
= I am so tired that I can’t walk any more.
・「How long does it take (人)to+動詞の原形~?」(人が)~するのにどのくらい時間がかかりますか?
例:図書館まで行くのにどのくらい時間がかかりますか?
How long does it take to get to the library?
例:私が図書館まで行くのにどのくらい時間がかかりますか?
How long does it take me to get to the library?(me(=I)がget toの意味上の主語)
不定詞の基本は以上です。思い出しましたか? 会話の中でも使い勝手のよい用法ですので、例文を繰り返し音読して頭に入れて下さい。
今回も私のブログに訪れて頂き、ありがとうございました。
1.toのつく不定詞
・「to+動詞の原形」が基本形。不定詞には3つの用法があります。(1)名詞的用法、(2)副詞的用法、(3)形容詞的用法、です。
(1)名詞的用法
・名詞と同じ働きをして「~すること」という意味を表わします。
例:私の夢は野球選手になることです。
My dream is to be a baseball player. (C(補語)として)
例:早起きをすることは健康によい
To get up early is good for the health.(S(主語)として)
例:私は英語を勉強することを好む。/私は英語を勉強するのが好きだ。
I like to study English.(O(目的語)として)
(*「I like English. 私は英語を好む。」のEnglishという名詞の代わりに「to study English 英語を勉強すること」という不定詞の名詞的用法が使われている。)
(2)副詞的用法
・副詞と同じ働きをして「~するために(目的)、~して(原因・理由」という意味を表わします。
例:彼は英語を学ぶためにアメリカに行った。(目的)
He went to America to learn English.
例:私はあなたに会えてうれしい。(原因)
I am glad to see you.
例:私はその知らせを聞いて驚いた。(理由)
I was surprised to hear the news.
(3)形容詞的用法
・形容詞と同じ働きをして「~するための、~すべき」という意味を表わします。
例:私は食べるための何かが欲しい。/私は何か食べる物が欲しい。
I want something to eat.
例:私はテニスをするための時間がある。/私はテニスをする時間がある。
I have time to play tennis.
例:彼には住むべき家がない。/彼には住む家がない。
He has no house to live in.
(参考)形容詞的用法について
(1)形容詞的用法の特徴は、名詞・代名詞の直後に置かれた「to+動詞原形」が、後ろから名詞・代名詞を修飾すること。
例:something to drink(飲むための何か/飲み物)、 a lot of money to spend(使うための沢山のお金)、many books to read(沢山の読むべき本)、time to spare(割くべき時間/割ける時間)
(2)不定詞と形容詞が両方つく場合。「~thing+形容詞+不定詞」
例:ああ暑い。何か冷たい飲み物を下さい。
Oh, it’s so hot. Give me something cold to drink.
(3)「to+動詞の原形」の直後に前置詞がつく場合
例:live in a house (家に住む)
→ a house to live in (住む家=中に住むための家)
例:sit on a chair(椅子に座る)
→ a chair to sit on(座る椅子=上に座るための椅子)
例:play with a friend(友達と遊ぶ)
→ a friend to play with(一緒に遊ぶための友達)
2.toの付かない不定詞(原形不定詞)
・toの付かない不定詞を使うのは、知覚動詞:見る(see)、聞く( hear)、などや)、使役動詞:(人に)~させる(make、let、haveなど)が使われる場合です。
・具体的には「see+(人・物)+原形不定詞」という形で「(人・物)が~するのを見る」という意味を、また「make/let/have+(人・物)+原形不定詞」という形をとり「(人・物)に~させる」という意味を表わします。
(1)知覚動詞
例:私はその男が通りを横切るのを見た。
I saw the man cross the street.
例:私は誰かが部屋で話すのを聞いた。
I heard someone speak in the room.
(2)使役動詞
例:彼女は彼らに台所で食事をさせた。(強制的に)
She made them eat in the kitchen.
例:私は彼女にアイスクリームを食べさせた。(もともとしたかったことをさせる(許可))
I let her eat ice cream.
例:私は彼に手紙を書かせた。(立場上当然のことをさせる(中立的))
I had him write a letter.
(参考)命令文 ~しなさい
・make, let, haveなど「人に~させる」という「使役」を習った所で、「~しろ、しなさい」という命令文について復習しましょう。
・命令、要求は話している相手、つまり2人称Youに対して用いられると決まっています。主語のyouは命令文では省略され、動詞は常に原形を用います。
(1)命令文の基本形
例:入りなさい!
Come in!
例:静かにしなさい!
Be silent!
(2)「禁止」を表わす命令文 (do not、neverをつける)
例:そのことを忘れるな。(禁止)
Don’t forget it.
例:決してウソをついてはいけない。(強い禁止)
Never tell a lie.
(3)「勧誘」 Let’s+動詞の原形~ ~しましょう
例:散歩に行きましょう。
Let’s go for a walk.
ええ、そうしましょう。
Yes, let’s.
いいえ、よしましょう。
No, let’s not.
(4)命令文+and~(・・・しなさい、そうすれば~)
例:すぐに行きなさい。そうすれば間に合います。
Go quickly, and you will be in time.
(= If you go quickly, you will be in time.)
(5)命令文+or~(・・・しなさい、さもないと~)
例:すぐに行きなさい。さもないと遅れます。
Go quickly, or you will be late.
(= If you do not go quickly, you will be late.
3.疑問詞+to不定詞
・「疑問詞+to不定詞」で「どのように/何を/いつ・・・~したら良いか」という意味の名詞と同じような意味を表わす。
(1)how to~(~のしかた)
例:彼は私にどのようにそのゲームの遊ぶのか/ゲームの遊び方を教えてくれた。
He taught me how to play the game.
(2)what to~(何を~したらよいか)
例:私は何と言ったらよいか分からない。
I don’t know what to say.
(3)which to ~(どちらを~したらよいか)
例:彼女はどちらを選んだらよいのかわからなかった。
She didn’t know which to choose.
(4)when to ~(いつ~したらよいか)
例:いつ始めたらよいか教えて下さい。
Please tell me when to start.
(5)where to ~(どこへ~したらよいか)
例:彼はどこへ行ったらよいのかわからなかった。
He didn’t know where to go.
4.動詞+人+不定詞 (不定詞の意味上の主語)
・「動詞+人+to不定詞」でto+原形動詞の主語を表わします。
(1)want+人 +to ~(人に~してもらいたい)
例:私はあなたに勉強してほしい。
I want you to study.(studyの意味上の主語はyou 「あなたが勉強する」)
→ 私は勉強することを欲する。/私は勉強したい。
I want to study.(studyの意味上の主語はI。「私が勉強する」)
(2)tell+人+to~ (人に~するように言う)
例:彼は私に早く起きるように言った。
He told me to get up early.(get upの意味上の主語はme(=I)「私が起きる」)
(3)ask+人+to ~ (人に~するように頼む)
例:私は彼女に手伝ってくれるように頼んだ。
I asked her to help me. (helpの意味上の主語はher(=she)「彼女が手伝う」)
(参考)その他不定詞を使った慣用表現
・「too+形容詞/副詞+to+動詞の原形」=「so+形容詞/副詞+that+主語+can't~」 あまりに・・・なので~できない。
例:私はあまりに疲れているのでこれ以上歩けない。
I am too tired to walk any more.
= I am so tired that I can’t walk any more.
・「How long does it take (人)to+動詞の原形~?」(人が)~するのにどのくらい時間がかかりますか?
例:図書館まで行くのにどのくらい時間がかかりますか?
How long does it take to get to the library?
例:私が図書館まで行くのにどのくらい時間がかかりますか?
How long does it take me to get to the library?(me(=I)がget toの意味上の主語)
不定詞の基本は以上です。思い出しましたか? 会話の中でも使い勝手のよい用法ですので、例文を繰り返し音読して頭に入れて下さい。
今回も私のブログに訪れて頂き、ありがとうございました。