さて、今回は不定詞と同じような使われ方をする動名詞、不定詞と動名詞の使い分け、などについて復習しましょう。


5.動名詞

・「動詞の原形+ing」という形で、動詞+名詞の働き、つまり「~すること」という意味を表わします。「to不定詞の名詞的用法」と同じように名詞の代わりに、「主語(S)」、「補語(C)」、「目的語(O)」として使えます。

・「前置詞の目的語」(=前置詞の後に置く言葉)も動名詞。(to 不定詞は使えない)

例:英語を学ぶのは難しい。  
Learning English is difficult. (動名詞が主語)
 = To learn English is difficult.(不定詞が主語)


例:私は英語を学ぶのが好きだ。
  I like learning English.  (動名詞が目的語)
 = I like to learn English.  (不定詞が目的語)


例:見ることは信じることである。/百聞は一見にしかず。
  Seeing is believing.  (主語と補語が動名詞)
= To see is to believe. (主語と補語が不定詞)


例:私は英語を学ぶのが好きだ。
  I am fond of learning English.(前置詞の目的語)



(参考)動名詞をとる動詞、不定詞をとる動詞

(1)「動名詞」しか目的語としてとらない動詞(不定詞はとらない)
・enjoy/finish/mindなど

例:私は野球を楽しんだ。
  I enjoyed playing baseball.


例:彼女は手紙を書き終わった。
  She finished writing a letter.


例:窓を開けることを気にしますか?=窓を開けてくれませんか?
Do you mind opening the window?



(2)「不定詞」しか目的語としてとらない動詞
・want/wish/hope/decideなど

例:私はこの本を買いたい。
  I want to buy this book.


例:私はまたハワイに行きたい。
  I hope to go to Hawaii again.


例:彼女は看護師になることを決心した。
  She decided to be a nurse.



(3)「動名詞」と「不定詞」の両方を目的語としてとれる動詞
・like/love/begin/startなど

例:私はギターを弾くのが好きだ。
I like playing the guitar.
= I like to play the guitar.


例:彼はギターを弾き始めた。
He began playing the guitar.
= He began to play the guitar.


例:雨が降り始めた。
  It started raining.
= It started to rain.



(4)「動名詞」と「不定詞」では意味が異なる動詞
・stop ~ing(~することをやめる)
・stop to ~(~するために立ち止まる)

例:彼はタバコを吸うのをやめた。
  He stopped smoking.


例:彼はたばこを吸うために立ち止まった。
  He stopped to smoke.


・remember~ing(過去に~したことを覚えている。)
 remember to~(未来に~することを覚えている)

例:私は彼に会ったことを覚えている。
  I remember seeing him.


例:忘れずにこの手紙を投函して下さい。
  Please remember to mail this letter.


・forget~ing(過去に~したことを忘れる)
 forget to ~(未来に~することを忘れない)

例:私はこの国立公園を訪れたことを決して忘れないだろう。
  I’ll never forget visiting this national park.


例:ドアに鍵をかけるのを忘れるな。
  Don’t forget to lock the door.


いかがでしたか? 不定詞、動名詞は日常会話でもビジネスでも使用頻度の高い、便利な用法です。ここに出てきた言葉・用法を何度も何度も口ずさんで覚えれば、英語の表現力アップ間違いなしです。


今日も私のブログを訪れて頂きありがとうございました。