主語も言わず色々と説明や言い訳?をして、結論を最後まで言わない日本語と違って、英語はまず主語と述語動詞を並べて結論を言ってしまう言語です。
結論を先に伝え、理由や説明は後から付け加えることが多く、その際活躍するのが関係詞 (関係代名詞、関係副詞など)です。復習しましょう。
1.関係代名詞
・関係代名詞(who, which, that, whatなど)は、2つの文を接続する働きをする言葉。(代名詞と接続詞の役割)
(1)主格の関係代名詞
例:
a. Mary has an uncle.(メアリには叔父がいる。)
b. He is very kind.(彼はとても親切だ)
↓ a + b
Mary has an uncle who is very kind.
メアリにはとても親切な叔父がいる。
*an uncleが「先行詞」。先行詞が「人」で、続く文で主格になる時、関係代名詞は「who」。
例:
a. This is a car.(これは車である。)
b. It was made in Japan.(それは日本で作られた/日本製だ。)
↓ a + b
This is a car which was made in Japan
これは日本製の車である。
*a carが「先行詞」。先行詞が「物」で、続く文で主格になる時、関係代名詞は「which」。
(2)所有格の関係代名詞
例:
a. Mary has an uncle.(メアリには叔父がいる。)
b. His name is George.(彼の名前はジョージである。)
↓ a + b
Mary has an uncle whose name is George.
メアリにはその名をジョージという叔父がいる。
*an uncleが先行詞。先行詞が「人」で、続く文で所有格になる時、関係代名詞は「whose」。
例:
a. The book is mine.(その本は私のだ。)
b. Its cover is blue.(その表紙はブルーである。)
↓ a + b
The book whose cover is blue is mine.
その表紙がブルーの本は私のです。
*the bookが先行詞。先行詞が「もの」で、続く文で所有格になる時、「人」と同様関係代名詞は「whose」。
(3)目的格の関係代名詞
例:
a. Mary has an uncle.(メアリには叔父がいる。)
b. She loves him.(彼女は彼を愛している。)
↓ a + b
Mary has an uncle whom she loves.
メアリには(彼女が)愛している叔父がいる。
*an uncleが先行詞。先行詞が「人」で、続く文で目的格になる時、関係代名詞は「whom」。
例:
a. The book is mine.(その本は私のである。)
b. You put it on the table.(あなたはそれをテーブルの上に置いた。)
↓ a + b
The book which you put on the table is mine.
あなたがテーブルの上に置いた本は私のである。
*the bookが先行詞。先行詞が「物」で、続く文で目的格になる時、関係代名詞は「which」。
(参考)関係代名詞の省略
・口語体では、目的格の関係代名詞 whomやwhichはあまり使われない。thatを使ったり、省略されたりする。
例:
メアリには(彼女が)愛している叔父がいる。
Mary has an uncle whom she loves.
→ Mary has an uncle that she loves.(whomの代わりにthatを使用)
→ Mary has an uncle she loves. (関係代名詞を省略)
例:
あなたがテーブルの上に置いた本は私のである。
The book which you put on the table is mine.
→ The book that you put on the table is mine. (whichの変わりにthatを使用)
→ The book you put on the table is mine. (関係代名詞を省略)
(参考)関係代名詞の「that」
・上述のように、主格・目的格の「who, whom, which」の代わりに「that」も使われる。特別な用法としては:
a. 先行詞が「人+物・動物」の場合は「that」を使う
例:走っている少年と犬を見てください。
Look at the boy and his dog that are running.
b. 先行詞に「形容詞の最上級」がつく場合は「that」を使う
例:ジムは私が知っている最も背の高い少年だ。
Jim is the tallest boy that I know.
c. 先行詞に「the first(最初の)、the last(最後の)、the only(唯一の)、all(全ての)」等の語句がつく場合、「that」を使う
例:これが私が彼からもらった最後の手紙です。
This is the last letter that I got from him.
(4)前置詞+関係代名詞
例:
a. This is the car.(これがその車です。)
b. I was talking about it.(私はそれについて話していました。)
↓ a + b
This is the car about which I was talking.
これが私が話をしていた車です。
→ 前置詞を文の終わりに置くこともできる
This is the car which I was talking about.
→ 口語体では関係代名詞を省略し、前置詞を文の終わりに置くのが普通
This is the car I was talking about.
(5)関係代名詞 「what」「as」
・関係代名詞の「what」は「~するもの/こと」の意味で、関係代名詞と先行詞の働きを兼ねた語。
例:それが私が知りたかったことだ。
That is what I wanted to know.
= That is the thing which I wanted to know.
・Whatを使った慣用句:「what we (you, they) call; what is called(いわゆる)」
例:トムはいわゆる生き字引だ。
Tom is what is called a walking dictionary.
・関係代名詞の「as」は、the sameなどと関連して使われる。
例:これは私がなくしたのと同じ(種類の)時計です。
This is the same watch as I have lost.
→ これは私がなくしたのと同じ時計(そのもの)です。
This is the same watch that I have lost.
2.現在分詞の使い方
・「現在分詞」は動名詞と同じ「動詞+ing」という形をとるが、「形容詞」の働きをして名詞を修飾、「~している」という意味を表わす。
・「現在分詞」は単独で使われる場合、名詞を前から修飾する。
(形容詞) a big dog 大きな犬
(現在分詞) a sleeping dog 眠っている犬(名詞を前から修飾)
・「現在分詞」の後に語句を伴う場合、関係代名詞のように後ろから名詞を修飾する。
例:木の下で眠っている犬
a dog sleeping under the tree
例:彼と踊っている女性は誰ですか?
Who is the lady dancing with him? (現在分詞)
→ Who is the lady who is dancing with him? (関係代名詞+be動詞+現在分詞)
3.過去分詞の使い方
・「過去分詞」は規則動詞では「動詞の原形+ed」という形をとり、現在分詞のように「形容詞」の働きをして名詞を修飾、「~された、~される、~した」という意味を表わす。
・「過去分詞」も単独で使われる場合、名詞を前から修飾する。
例:壊されたグラス/壊れたグラス
a broken glass (名詞を前から修飾する「過去分詞」)
・「過去分詞」の後に語句を伴う場合、後ろから(関係代名詞のように)名詞を修飾する。
例:彼によって壊されたグラス
a glass broken by him
例:私は日本で作られた/日本製のカメラを持っている。
I have a camera made in Japan.(過去分詞)
→ I have a camera which was made in Japan. (関係代名詞+be動詞+過去分詞)
4.関係副詞 の使い方
・「関係副詞」(when, where, why, how)は、副詞と接続詞の働きをして2つの文をつなぐ。先行詞の性質(場所、時、理由、方法)によってどの関係副詞を使うかが決まる。
(1)when(時)
例:
a. This is the day.(これ/今日がその日だ。)
b. He was born on the day.(彼はその日に生まれた。)
↓ a + b
This is the day when he was born. (関係副詞で連結)
これ/今日が彼が生まれた日です。
→ This is the day on which he was born.(前置詞+関係代名詞)
→ This is the day he was born on.(口語では関係代名詞省略、前置詞を文末、もOK)
(2)where(場所)
例:
a. This is the town.(これがその町だ。)
b. He was born here.(彼はここで生まれた。)
↓ a + b
This is the town where he was born. (関係副詞で連結)
これが彼が生まれた町である。
→ This is the town in which he was born.(前置詞+関係代名詞)
→ This is the town he was born in.(口語では関係代名詞省略、前置詞を文末、もOK)
(3)why(理由)
例:
a. The reason was this.(その理由はこれだった。)
b. He came here for it.(彼はその(理由の)ためにここに来ました。)
↓ a + b
The reason why he came here was this. (関係副詞で連結)
彼がここに来た理由はこれだった。
→ The reason for which he came here was tis.(前置詞+関係代名詞)
→ The reason he came here for was this.(口語では関係代名詞省略、前置詞を最後、もOK)
(4)how(方法)
例:
a. That was the way. (それが方法/やり方だった。)
b. He did it in the way.(彼はその方法でそれをした。)
↓ a + b
That was(X) how he did it. (関係副詞で連結。*howは先行詞を取らない)
そんな風に/そんな方法で彼はそれをした。
→ That was the way he did it. (*howの代わりにthe wayを使った言い方。)
→ That was the way in which he did it.(先行詞+前置詞+関係代名詞)
いかがでしたか? 会話では関係詞を上手く使えなくても、短い文に分けてしゃべれば十分通じますが、使えればとても便利です。書く文章はいくらでも長くできますよ。
音読、口慣らし練習をしてマスターしましょう。
今日も私のブログを訪れて頂きありがとうございました。