原価5000ドルのクラウンジュエル | 接客販売の技術と雑学

接客販売の技術と雑学

接客販売を教えて30年以上。販売は勘じゃなくて技術の積み重ね。現場経験を生かして販売トレーナーしています

おはようございます

5月15日金曜日は曇り。午後からは雨になりそうです

福岡は自粛解除になりました

飲食の対応策を見ていると、お席の間がゆったり

経営する立場では、効率がわるいけど、ぎゅうぎゅうに詰め込まれないのはありがたいかな

こうやって、常識は変わっていくんですね…

 

今日のネタは、アフリカで一瞬皇帝になった男の指輪のはなしです

1977年中央アフリカ共和国を転覆させ、中央アフリカ帝国の皇帝になったジャン・ベデル・ボカサ

もてるだけの権力を手にしました彼がどうしてもほしかったのは

クラウンジュエル、王家を象徴する宝石でした

「国王や教皇が身につけているような国をかたどった指輪」

 

もう一つの注文は「ゴルフボールに負けないサイズのダイヤモンド」でした

注文を受けたダイヤモンド鉱業社長のアルバート・ジョリスは、ゴルフボール大のダイヤモンドを仕入れる資金がありません

彼は、本来なら粉末にする巨大な工業用ダイヤモンドの塊を買いました

アフリカ大陸の形に整え、小さなダイヤモンドを皇帝の新しい国の位置につけて出来上がり

全部で5000ドルのものを50万ドルの価値があると納めています(*_*;

 

戴冠式はナポレオンをパクった!?

 

 

数年で皇帝は追いだされてしまいますが、追放されるときに唯一持ちだしたのは、あのお気に入りの指輪でした

ジョリスはこう言っています

「価値のつけようのないダイヤモンドなのだ。彼があれを売却しない限り」

 

 

私はこの工業用ダイヤモンドを使った指輪を見た記憶があります

今回あちこち検索してみましたが、残念ながら見つかりませんでした

どんな指輪だったか…想像してみてください

 

この話は、宝石が何者なのかを教えてくれます

実在するようにみえるけど、実体はない

 

エイジャー・レイデンの「宝石」のあとがき

『宝石は人の心の中で造られる』

 

 

どんなモノでも、価値はその人の心の中でつくられます

接客販売の仕事はますます面白くなる時代になりますね♪

 

今日は自分の一番大事なモノは何か考えてみます

 

 

 

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