「その怖い先輩のお礼の品を拒否ったわけですか?」
「丁重にお断りした、です」
くるもの拒まず、の花子さんが珍しく飛びつかなかったのはパワーストーン
「前ね、食事会に参加したらお礼にもらったのね。パワーストーンって意味あるでしょ」
「うん、あるね。いちおう」
「私が欲しいパワーじゃないかったら?」
「お土産のパワーストーンだから、そこまでパワーないでしょ・笑」
「よかれと思って選んだんでしょうけど、私は困ったわけよ」
花子さんは、ビビりなので捨てることもできない石を持て余してしまいました
いまも家の引き出しの隅にそのまましまっています
「パワーストーンはね自分でビビビッてきた子がいいんですって」
「そんなの感じる?花子さんは、わかんないでしょ」
「・・・いや、その時がきたらわかるはず!!わかるんだってば」
花子さんは、思い出しました
むかしホテルの宝石展示会で、となりのお姉さんが大きなダイヤモンドのペンダントを手にのせた瞬間
「あ、暖かい。すごいパワーを感じる」
表情が変わって、ドン引きしたことがあります
あとでこっそり、同じダイヤモンドを触らせてもらいましたが
「何も感じなかったんだよね」
「ほーらね」
花子さんは今まで宝石、石を自分で買ったことがありません
唯一の石はダイヤモンドですけど、これはママのお下がり
パールは石じゃないし…急に宝石が欲しくなりました
どんな石が相性がいいのかな?
「花子さん、はい」
愛ちゃんから渡されたのは分厚い本
「宝石と鉱物の文化史??」
続きは3月3日ひなまつりです♡
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