花子さんの同僚、愛ちゃんは若いのに宝石が大好きで詳しいので
花子さんにとっては先生みたいなもの
その愛ちゃんから聞いたのは
「占いをする友達が主催したお茶会でお土産にもらったのが、小さな水晶みたいな石でね・・・」
おまけでくれた、ちっちゃな石
なんだか、パワーがなさそう
身に着けることもなく、部屋の隅にポツンと置いたまま
捨てることもできないし、どうしようもなくて…
「だから、花子さんがラリマーをプレゼントしたいなら、好きなのか探りを入れてからにしたらどうですか?」
ふーーーーむ、そう言うこともあるのかぁ
そう言われると花子さんも、思い当たることがあります
「私もあるわー!パパが海外出張のお土産でくれた石のペンダント。可愛くなかったから、宝石箱にしまいっぱなしだけど、使わないと悪いし、困ったことあるある!!」
「好きな石だったら、すごく嬉しいと思いますよ!だから探りをいれることですね!」
そうしよう さすが~愛ちゃん
「使わない石を引き取ります」なんてサービスがあったらいいのにね
「花子さんの使わないダイヤモンドなら、私が引き取って大事に使いますよ♪」
ムムッ 〆はそういうことかっ