ダイヤモンドが毒だと信じられていた時代
ある金細工職人さんは
「敵が食べ物に毒を入れて毒殺しようとしてるに違いない!!」
疑っていたから、ある日の昼食時
「歯の間になにかざらざらしたものがある!!」
食べ終わった皿にキラッと光る粒を見つけました
「しまった、大量のダイヤモンドの粉を食べてしまった。もう、死んだも同然だ…」
神に祈りを捧げ、死を受け入れる覚悟を決めましたが
皿に残った粒の固さを確かめていないことに気がつき、ナイフで砕けるかどうかやってみると
粉々に砕けた
自分が食べたのはダイヤモンドではないことを確信したそうです
そうそう、何事も慌てず冷静に確認しましょ
現代では毒ではないことも、ある方向に弱いこともわかっています
当時は毒として預けられたダイヤモンドが高価な物だったので
こっそり他の石にすり替えちゃった、なんてこともあったようです
金細工職人さんが食べたのはシトリンでした