今世紀に発掘された装飾品は これが紀元前に作られたものとは思えないほど美しく、溜息がでます
「トラキア人は子供が生まれた時は、その人生に起こるだろう数々の苦労を悲しむが、誰かが死んだ時は憂き世の苦労を免れて至福の境地に入ったと嬉々として埋葬を行う」
古代ギリシャの歴史家 ヘロドトスが記しています
このイヤリングも来世を幸福に過ごすために入れられたのでしょう
紀元前4世紀後半 金 総重量は37g
真ん中には翼を持つスフィンクス 紐の先につけられたのは種子の形
本をガン見しながら、私の中には?が百個 どうやって作ったのでしょう
世界には不思議なことばかり
トラキア人さんは、来世に期待しているようですが
私は現世を楽しく生きたいと思います
ジュエリーは、現世で着けます!!
※写真は「よみがえる黄金文明展」からお借りしました