エカテリーナ２世は寵臣オルロフ伯爵のおかげで旦那さんのピョートル３世を帝位から追い出し
自分がエカテリーナ大帝になりました 
オルロフは要職につき、ロマノフ王朝の発展に貢献してくれましたが
時がたち、愛情は他の男性へ 
彼は失意の内にロシアを去りヨーロッパを放浪したそうです
そんなオルロフが旅先で出会ったのが １８９．６２ｃｔのダイヤモンド
これをエカテリーナ２世にプレゼントしたら、私のことや働きを思い出し、また側近に復活できるかも！！と思ったようです
残念ながら、女帝は受け取ったけど身に着けることもなく、王笏にセットされました
ダイヤのお礼に宮殿を与えたそうですが、復活はできず
ご愁傷様です… 
オルロフ伯爵の名に因んでこのダイヤモンドは 「オルロフ」と命名されました
ＪＣ誌に実寸大のレプリカが掲載されていましたので、図ってみると
一番幅広いところで ４ｃｍ以上
この大きさでも、揺らがないか…女帝ですものね 
※写真は「ＪＣ誌２５号」からお借りしました
