ジュエリー科の生徒さんに教えることのひとつ 
ジュエリー業界のお仕事
メーカー、卸、小売、職人、デザイナー いろいろあるけど
私に子供がいたら、こんなお仕事を勧めると思います
截金師 （きりかねし） 
写真沢山で長くなりますので、お急ぎの方はスルーしてくださいませ
金箔を髪の毛の半分くらいの細さに裁断して
仏像の装飾や曼荼羅を描く 
使うのは筆
鼻息で吹き飛んでしまいそう 
こういう伝統技術を学ぶには
若くて体力もあって視力もばっちりの頃から始めないと無理でしょう
私が子供のころは、こんなお仕事があるなんて全く知りませんでした
ボストン美術館にある平安時代の仏画にもこの截金を使った素晴らしい作品があります
復刻版のアップはこちら
どこの世界も職人さんが不足してます
時間をかけて技術を身に着けるのはすばらしいことです
時間を戻せるのなら、学びたい 
ジュエリー職人を目指しても 仕事が少ない現実を考えると
日本の伝統文化を学ぶのもいいかなーと思うのです
