地質学者ウイリアムスン博士は、まわりから嘲笑されてもここにダイヤモンド鉱床があると確信していたそうです
そして発見されたのは、当時最大の地表面積を持つキンバーライトの鉱脈
このムワドゥイの鉱脈から採れたダイヤモンドの中で博士の名前がつけられたのは
ピンク色の原石 54.5カラット
熱狂的な王制主義者だった彼は、1947年エリザベス王女の結婚の贈り物としました
ロンドンでカットされたダイヤモンドは カルティエのデザインした花のブローチのセンターにセットされています
完成したダイヤモンドは 23.6カラット 美しいピンク色で完璧なフローレス
エリザベス女王は とてもお気に入りのようです
1981年プリンス・オブ・ウエールズの結婚の式典で
女王のブルーのドレスに このブローチは輝いていました
ウイリアムスン博士が、ほかの人の意見に負けていたら
タンザニアの経済もどうなっていたやら・・・ 勇気ある確信が人類に利益をもたらしてくれています