現在アーキテクトに関する書籍を読んでいるが、その中に豆蔵の取締役会長 羽生田氏のインタビュー記事があった。その中でいくつか心に刺さった言葉があったので、忘れないようメモしておく事にする。
○「本流」の見極め
・ 現在の移り変わりの早い技術を用いて開発するには
アーキテクトが技術の「本流」、アーキテクチャーの
「本流」を見極めてアーキテクト観点での全体最適を
行わなければいけない。
○「偏見を捨て、分析し、総合し、具体例で検証せよ」
・ デカルトの『方法序説』の一節だが、羽生田氏が好きな言葉。
この一説にはシステムを開発する上での全ての問題解決の
エッセンスが完全に含まれている、との事。
技術者として、エンジニアとして、技術に関しては常にトップにい続けたいと思わせるだけの
内容がこの人のインタビューにあふれていた。コードを書く、という事から離れつつある状況の中で、いかにして設計・実装の技術を維持・向上していくかは、私の永遠の課題だと思っている。たとえマネージメントの仕事に忙殺されていこうとも。