ついにVistaがMSDNからもダウンロードできるようになった。β2から検証していて正式リリース版ではどこまで品質が上がったのかが気になり、早速インストールしてみた。インストール自体はβ2の頃から方式に違いはないみたい。今回はノートPCにインストールしてみたが、特に問題なくアップグレード完了。
PentiumM1.7GHz、メモリ1.25GB、グラフィックATI RADEON128MBのノートPCで特に問題なく動く。Aeroにもなってる。全然普通に使えると思っていたが、セキュリティ関連で大きな問題が発覚。。。
そもそもアップグレードインストールの段階で事前にインストールされていたSymantec InternetSecurity2006が互換性で引っかかった。先に進める事ができないので、Symantecのサイトを見てみたところ2007の機能にアップグレードできるようになっていた。早速InternetSecurityを2007にアップグレードした上で再度Vistaにアップグレード。んでなんとか無事アップグレード完了。
かと思ったらVista上でInternetSecurity2007が動かない。。。
以前からセキュリティ系のソフトに関してMSとソフトベンダーの間で揉めてはいたようだが、結局どうしようもないようだ・・・
SymantecのサイトではVista対応可能となっているが、まだ公開されていない風。しばらくしてからまた調べてみるしかなさそうだ。こんな状態だとVistaがプリインストールされているPCならまだしも、アップグレードをする人は当分苦労するのは間違いないだろう。DaemonToolも相変わらずダメで、最新の4.08ならばVista上でも問題なく動いたが、それ以下のバージョンではそもそも互換性がない。
こんな感じで即Vistaに乗り換えるのはちょっと待った方がいいだろう。メインのPCをVistaにするのは当分先になるのは間違いない。しかもVistaは既にSP1が出るスケジュールも確定していたりする。
やはりOSをアップグレードする上でソフトの互換性に問題があるとどうしようもない。セキュリティ系以外でもCD・DVDのライティングソフトの一部は全く動かなかったり、アンインストールしないとアップグレードできなかったりしている。UACの関係でユーザーインターフェースもだいぶ異なる部分もある。見た目的な部分でVistaが気になる人は多いかもしれないが、万全な準備の上で行わないととんでもない事になるかも・・・