前に
「読者さんを意識しましょう」
という記事を書きました
今日は、
その話を違った角度で
書いていこうと思います。
読者さんを考えた時、
どんな人が読んでくれるのか?
どんな人に投げかけたいメッセージなのか?
その人物像を
より具体的に思い描いておくと
言葉がでやすいです
何を書けばいいのか明確になります。
よりリアルにメッセージを投げかけられます
つまり、
【言葉に熱が入るという事】
多くの万人ではなく、
自分の中でイメージした数人...
いや、
その一記事に対しては
一人に対しての方が、
より、熱がはいりりあるになるのではないでしょうか?
例えば
僕がイメージしている人物は
実在している友人です。
だからといって
彼とメールでやり取りしてるような文章を書くわけではありません
あくまでも
自分の話を聞いてほしい人物像を
よりリアルにイメージするために
実在の人物を思い描いているんです。
こんな感じの人に
こんな話を聞いてほしいという考えです
具体的に言うと
僕と同じ同年代の30代半ば、
大工として独立して働いてます。
向上心が強く、
仕事に対する熱意を持ち合わせている
新しい道具や施工方法に強い興味をもっていて、
自分で良いと判断すれば、
積極的に取入れ行動しています
人が見てようが、いない所だろうが
仕事をしっかりこなし、
強い責任感を持っており、
施工業者にしかわからない
みえなくなる様な場所にも気遣って仕事してくれます。
その結果、
当然ながら、お客さんからの評判もよく
彼には優先的に仕事がまわされ
忙しい毎日を送っています。
そんな彼の悩みは、
明らかに、仕事のスピードが速く
丁寧な仕事をして
お客さんのニーズに答えているはずなのに、
工事代金を
人並みにしか、いただけずにいる事...
その結果
息つく暇がないくらい忙しいにもかかわらず
それ程の売り上げがたっていないこと
自分と他の大工との差は、
発注側の建設会社には理解されてるものの
今一つ、金額にまで結びつけずにいる事。
工事金額が割に合わないのなら
もう辞めてしまおうかと考えたりしています。
ここまでが僕のイメージした人物です
そこで、
【そんな彼に響く言葉はどんな言葉なのか?】
を考えて記事を考えます。
仕事に真剣に取り組み
周りからの評判をもっとあげたい。
熟練された職人でありたいと考えてる人物です
そういう人に響く言葉って
「女とか酒とかパチンコ」っていう話ではないですよね?
ネットの書き込みなんかにある
【こんな現場の職人はだめだ】
1、現場が散らかっている
2、挨拶をしない
3、道具を粗末に扱っている
みたいな、少し固めの
当たり前のレビゥーなんかに物凄い興味をもってたりするのです
だとすれば、
その中から
【道具を大事にする】って話を一つ持ち出し
深堀すると、
興味をもってもらえそうですよね?
そこで
【道具にこだわりをもつ話】を考え
その道具がなぜ他と違っていいのか?
その道具が高い理由というのを明確に説明する話になり、
結局は安物ではなく、
より良い物を安く手に入れる話まで膨らませる事ができます
文章にする際、
一人の人物を思い浮かべる事で
その人物により響くように
より興味をもってもらえる様に考える事ができます
つまり、
より洗練された
深い思考と表現になるのです
これはブログだけではなく
全ての企画とかイベントを考えた時にも
応用できる話です
誰に向けてのメッセージなのか?
どんな人に聞いてもらいたいメッセージなのか?
改めて考え、
その中から一つを取り出し深く追求してみてみると
ネタとして興味をそそる面白い物が浮かびますよ