takechpです
僕が社会人になった頃まるでなかった概念、
それは、
自分が独立して起業するという事。
今思えば、どれだけの大企業にいようと、中小企業にいようと、社会にいる全員が一度は考えなければならない概念であると思います...
なぜなら、
「個人」として、本気で仕事しようと思った時に、初めて人は本気で学ぶし、覚えるからです!
考えれば至極当然で当たり前の事です。
大勢の中にいると、ついつい自分の役目だけを果たせばいいとか、社内での評価のみに意識がいきがちです。
しかも、
会社の母体が大きければ大きいほど、給料は毎月、決まった金額が安定的にしはらわれるため、いつの間にか、なるべくサボった方が得するような感覚におちいるのです...
僕もそうでした...
よくある話の様に、親の言うまま、社会で耳にする話のまま、何の疑問も持たず、自分を採用してくれるなるべく大きな資本の会社に入りました。
社会に出たばかりの僕は、【自分が会社の利益をあげる】なんてことは、もうとう頭になく、ただ先輩社員に言われたことだけを、一生懸命にこなし、それだけで「自分は精一杯頑張っている」と思っていました。
そして、「こんなに頑張っている自分の給料を会社はなぜもっとあげてくれないのだろう?」と本気で思っていました。
世間知らずすぎて、恥ずかしいですよね。。。
ところが、当時の僕は、給料は黙っていても自然に定期的にあがるものだと思っていたし、仕事に使うものは会社が全て支給するのが当然と考えていました。
ところが、入社3年目くらいで、その会社を辞め、もっと小規模の地元企業に入った時に、初めてそんな常識などどこにもないことに気づかされました...
規模が小さくなって初めて、会社自体にキチンとしたマネタイズとキャッシュフローがなければ、給料すらまともにはいらないこと。
いわれた事をただやるだけなんていうのは、まったくもってお客さんの求めている事の要件をみたしていないこと。
そんなことに気づかされ、
その会社は電気工事関係の職人の会社だったのですが、給料が全くあがらないのと、職人の会社という事で、自然に独立を意識するようになりました。
将来的に「個人」で独立する考えになると、それまでとは世界の見え方が変わります。
どの様にすれば、お客さんはこちらに流れてくれるか?
お客さんはどうしたら満足してくれるのか?
大事なのは【お客さん】の満足で、その対価としてお金をいただいているという事に気づきます。
それまでは、「自分がいかにがんばるか?どう楽に仕事を終わらせるか?」
みたいに、自分本位でしか考えられなかった事が、
独立を意識しだしたことで、「お客さんが、どうしたらいかに喜んでくれるかという、相手基準の考え方に変わりました」
それと、そのまま自分の資産になるという考えも湧いてきて、仕事道具や本にも積極的にお金を使うようになりました。
僕は、この考えに頭がきりかわるまで、社会にでてから実に6年ほどかかりました。。。
あなた自身はどうありたいですか?
個人として【独立起業】を最初からめざすような会社の仕組みがあれば、僕もかなり早い段階から、多くを学ぶ姿勢が自分の中に生れたのだと思います。
社員の一人一人が独立を目指す勢いをもたせる。。。
物凄い勢いのある組織になりますよね?