ももクロが“原点”代々木の地で結成15周年ライブ、

会場に響いたモノノフのコールと「ありがとう」

 
 
 
                    (記事、写真とも音楽ナタリーより)
 
 
アイドルグループ。ももいろクローバーZが5月17日めでたく結成15周年を
迎え、思い出の地国立代々木競技場第一体育館で16日に続いてライブを開催
しました。
 
会場には多くのモノノフ(ももクロファン)が詰めかけ、彼女たちの晴れの
舞台を祝いました。また、元メンバーの有安杏果さん、早見あかりさんからの
祝福のコメントもあったようで、モノノフたちを喜ばせました。
ももクロのライブと言えばメンバーと会場のモノノフが一体となって作り上げる
壮大なステージ、ライブと言えばももクロと言われるほど彼女たちのライブは
観る者の心を打ちます。久しぶりに声出し解禁とあって熱いコールが復活した
ようで嬉しいかぎりです。
 
私が彼女たちの存在を知ったのは2012年の紅白歌合戦直前だと思います。
年齢も40代後半に差し掛かり、さすがにアイドルとはもう縁がないものだと
思っていました。当時はAKB48が女性アイドル界の中心でテレビ等で観る
機会もあったのですが、名前くらいは知ってても正直そんなに興味は持てません
でした。そんなAKB全盛期に登場したのがももクロです。当時のメンバーは
5人、戦隊もののような色分けした衣装を着て、へんてこなポーズで歌い踊る
5人組。歌もさして上手くなく、どうせすぐ消えるだろうというのが最初の
印象でした。
で、大晦日の紅白でももクロ初登場。初めて観たにもかかわらず、なんか以前
観たことのあるような懐かしさ。当時彼女たちは現役の女子高生だったかと
思いますが、キラキラした笑顔に躍動感のあるステージ、これは面白い子たちが
出て来たなというのが当時の印象でした。それでその時はその程度だったのです
が、ちょうど紅白と正月の前後にBSで彼女たちのライブを頻繁にやってたん
ですね。それとNHKの福祉大相撲。ライブを観ていたらとにかくエネルギッ
シュで激しい。歌は正直言って下手だし、ダンスも特別うまいとは言えないけど
汗水垂らして一生懸命パフォーマンス姿に惹きこまれました。未完成ですが、
極めて人間的だし、ライブやMCが面白いし、観客の一体感が凄い。
これはしばらく追ってみようと思ってたら、その時を境にマスコミにもどんどん
取り上げられ、あっという間に工事で閉鎖される国立競技場で女性グループ
としては初のライブ。
勢いからいったら一気にアイドル界の頂点に上り詰めたこの頃が一番あったかも
しれませんが、まさかその頃から今に至るまでずっとファンでいるとはね(笑)
でも、ももクロはいつも今が最高だと思ってます。
 
私がファンになった時は18、17、16、15歳で今や彼女たちは今年で30、29、
28、27歳。最年長の高城さんは去年結婚し、推しの百田さんはもうすぐ三十路。
みんなの妹、玉井さんは来月28歳で、最年少あーりんこと佐々木さんももうすぐ…
 
30になってもアイドルとかアイドルでないとかはどうでもいいんです。
とにかく彼女たちの人間性とひたむきさ、これに魅かれたにつきます。
もちろん可愛いアイドルから今や本当に綺麗な女性に変貌を遂げたのは間違い
ありませんが、外見なんて正直どうでもいいです。
 
コロナ禍でライブに影響がありましたが、その頃からマスコミへの露出が急に
増えた感じがします。テレビやCM(特にお正月)で見ない日はなく、相変わ
らず警察や官公庁でのお仕事も多いです。スキャンダラスな芸能人はそういう
お仕事は来ませんが、彼女たちは引く手あまたで人間的にも信頼されているの
でしょう。別に芸能人に品行方正は求めませんが、やはり一人の人間として
それなりにちゃんとしていて欲しいとファンの一人としては思いますね。
 
そんなこんなで笑顔が弾けて、ライブが楽しくて、トークが面白くてファン思い
のももクロちゃんたちのファンをやめることはしばらくないと思います。
れにちゃんは結婚しましたが、他の3人も幸せになっていくつになってもアイ
ドルを続けて欲しいと思います。アイドルとは年齢ではありません、憧れですよ。
私にとってのアイドルは今もあのミスターこと長嶋茂雄さんですから(笑)
 
ももクロのライブは最近では昨年5月が最後かな。
今年は15周年ライブツアーが開催され、関西にも来てくれるのでなんとか
チケットが当たって行けたらいいですね。
あの地面から湧き上がるようなコールと4色のサイリウムの海、ももクロライブ
の醍醐味を久しぶりに味わえたらと思います。
 
そんなこんなで結成15周年本当におめでとう!!
紆余曲折、大変な時期もあったけどホントよく頑張ったね
その前向きな姿、折れない心、その弾ける笑顔とひたむきな姿勢に何度勇気を
もらったことか
あなたたちがステージに立ち続ける限り、いつまでもついて行くんだ