雨が降ったり止んだりの土曜日。午後3時過ぎから出かけてきました。

 

行き先は・・・

 

 

 

2か月前にも見た光景(^~^) 京都は平安神宮の大鳥居です。

 

 

道中歩いていると京都市美術館。今は本館改修中で完成までにはもう少し時間がかかるそうです。

 

 

 

やってきたのはやはりここ

 

 

 

 

 

と、なれば目的はわかりますよねビックリマーク

 

 

今年もやってきました秋の全国ツアー

 

葉加瀬太郎 コンサートツアー 2017「VIOLINISM Ⅲ」

 

 

 

 

今年は8月に発売されたこのニューアルバムをひっさげての全国ツアー

年末の東京大阪の追加公演も含めて今年は50公演とか

 

 

 

今年は地元での開催がないため、7日の京都、8日の大阪の両方を買いましたが、日程と座席を

考慮の結果京都公演を選択、大阪公演のチケットはヤフオクで売りました。

両方購入したのは、どちらに行けるかわからなかったためで、決してチケットで一儲けしようなんて

気持ちはサラサラありませんのであしからず。ちなみにチケットは定価で売りました。

 

午後5時過ぎ、コンサートはほぼ予定時刻に開演。

ここからは少し内容に触れますので、これから行かれる方で内容を知りたくない方は、飛ばして

下さいね。公演はまだ38公演も残ってますので、セットリストなんかは載せません。

 

今回の私の座席はなんと前から2列目ビックリマーク2列目といっても前に座席はないので実質最前列なの

ですが、とにかく極めて端っこに近い席で、目の前にはスピーカーがw

ファンクラブの先行予約で購入しているのですから、もう少しうしろでもいいので端っこは避けて

欲しかったのですがね。ちなみにオークションで流した大阪公演も一番端でした・・・

おひとり様はどうしても端っこに追いやられるのでしょうか。

 

今回の公演はなんといってもセットが豪華。これまではステージ上には楽器とスピーカーなど

割とシンプルなものが多かったので、今回はヨーロッパを彷彿とさせる色んな「建築物」が。

 

果たしてどんな展開になるのかワクワクものでした。

タイトルが「VIOLINISMⅢ」ということでおそらくアコースティックな雰囲気になるかと想像して

いましたが、半分その通りで、半分は予想を大きく裏切られました。

 

今年は葉加瀬さんが「HATS」という音楽レーベルを立ち上げてから15年という節目になります。

思えば今から十数年前、地元の市民会館に葉加瀬さんがやってきた時に初めて彼の演奏を

生で聴いてからのファン。いつしかファンクラブにも入り、それ以来毎年彼のコンサートに年1~

3回訪れています。その時に演奏していたのが「VIOLINISMⅡ」というアルバム。

正直彼が一世を風靡したクライズラー&カンパニー時代は知りませんので、当時は「ああ、あの

高田万由子の旦那か」ってな感じで聴きに行ったのを覚えています。

その時に聴いた「VIOLINISMⅡ」というアルバム。このアルバムは数々の名曲を世に送り出した

今でも秀逸のアルバムと言っても過言ではありません。それほど衝撃を受けたコンサートでした。

 

その「VIOLINISM」が久しぶりに帰ってきました。

バンドメンバーも懐かしいあの時のメンバーに。ヴァイオリンの葉加瀬さん、相棒のチェロの

柏木広樹さん、そしてピアノに本当に久しぶりの大ちゃんこと榊原大さん、さらにギターには

名手天野清継さん、コントラバスに西嶋徹さん。

今ツアーのメンバーはこの5人編成。多分あの時もこのメンバーだったと思います。

正直、あの時は葉加瀬さん以外には存じてなくて、バンドのメンバーには全然興味がありま

せんでした。あれから十数年、葉加瀬さんのおかけでチェロの柏木さんらサポートメンバー、

古澤巌さんのような天才ヴァイオリニストの演奏にも触れることができ、多くの演奏家の名前や

クラシック音楽、そして色んな音楽のジャンルに興味が湧くようになりました。

今回のメインはこの5人、ドラムもパーカッションもなく、トランペットもコンピュータもないので、

必然的にアコースティック、そしてクラシカルなコンサートになりますね。

 

目の前にスピーカーがあるので、最前列とはいえ大音量はちょっと、と思っていたところ、

葉加瀬さんのヴァイオリンをはじめとする各プレーヤーの生音が適度な音量で心地よく耳に

入ってきて、最近の葉加瀬さんのライブとはかなり趣の違った温かい雰囲気のコンサートに

なりました。

 

ただ、私の大好きなパーカッショニスト、紅一点の仙道さおりさんの姿がないビックリマークうーん、残念えーん

と思っていたところ、今回、仙道さんは演奏者としてではなく「女優」としての参加。

これはまさかまさかの展開、良くも悪くも期待を裏切られました。

 

それもそのはず。今回のコンサートツアーはただのアコースティックコンサートではありません。

開演前に購入して家に帰って読んだパンフレットによると、コンサートの演出に映画監督の

堤幸彦さんが関わっていたとか。堤さんといえば数々の映画をヒットさせ、テレビでは仲間由紀恵

の「TRICK」シリーズや綾瀬はるかの「世界の中心で愛を叫ぶ」などを世に送り出した人物。

こんなヒットメーカーが演出を手掛けるのですから、面白くないはずがありません。

 

ということで葉加瀬さんのコンサートでも今までにない演出。セットが大掛かりで、仙道さんを

演奏者じゃなく、パフォーマーとして登場させた意外な展開。彼女は今までもコスプレしたり、

アシスタントとして葉加瀬さんのコンサートを盛り上げてきたので、女優の素質があるんじゃ

ないかと思ってましたが、今回は見事にその「素質」を開花させてくれましたね。

パントマイムや見事なタップダンスを披露、満員御礼の会場のお客から拍手喝さいを受けて

いました。ただ、いつものあの見事なパーカッションが聴けなかったのはちょっと残念。

まあミュージカル風のアコースティックコンサートということで、ドラムの村石雅行さんもいないし、

仙道さんのパーカッションも入れ難かったのかもしれません。それでも、一曲だけ目の前で

お得意のカホンを披露してくれたので満足です。

 

コンサートは二部構成、途中20分の休憩をはさんで、正味2時間50分ほど。

今回のニューアルバムが中心で、「VIOLINISMⅡ」からも一曲。

途中には例のグッズ紹介のコーナーがw  これ、初めて彼のコンサートに来た人は絶対

抱腹絶倒、下手な芸人よりよほどトークが上手いと思うでしょうね。

 

ということで今年のグッズはこちら。例によって思い切りダジャレってますにひひ

 

 

 

少々、お高い気がするのですが、休憩前の数曲前にこのグッズ紹介コーナーがあるため、

葉加瀬さんのコンサートの休憩時間はいつもトイレとグッズを買う人たちでロビーがあふれ

返ります。今回もご多分に漏れず、二部の開演に間に合わない人が・・・

 

今年は「はかせんべい」と「靴下はかせたろう」がなかったのですが、TBS安住アナがまたまた

懲りずにネーミングした「野菜の皮むかせたろう」、なんのことはないピーラーです。我が家では

百均のやつ使ってます(笑) さらに代表曲をもじった「エトピリ辛カレー」。レトルトの割には

高すぎやしませんか(^~^)

そしていつも盛り上がるあの曲の時に持ってないと「疎外感」を感じると力説する「はかせんす」

休憩時間には販売場所を別にして売ってたベストセラー商品です。

そんな「はかせんす」に代わって今回葉加瀬さんが「売りまくったろう」と力を入れてMCしてたの

が、新登場「ハカシェーカー」。サイズはご覧のとおり小さいのですが、これを振るとシャカシャカ

いい音がしてビートが刻めるんです。コンサートの途中に仙道さんらが振ってて、私の前の

スピーカーから実に心地よい音が聞こえてきてなんか一緒に演奏している気分になれます。

葉加瀬さんも「あの曲の時に、右手にはかせんす、左手にハカシェーカーでプレーヤーと一体に

なってビートを刻んで!」と煽るものですから、私も休憩時間に一目散w

彼の見事なセールストークのおかげもあって、この商品だけは見事に完売していました。

演奏もさることながら、演出もトークも彼の引き出しの多さには毎回ホント関心させられます。

あの風貌から若干胡散臭さを感じる人もいるようですが、明るくて楽しくて根っからのエンター

ティナーでありながら子供心をも持ち合わせている葉加瀬さんって本当に魅力的な人です。

私が長い間彼のファンで居続けているのは、音楽はもちろんですが彼の人間性に魅かれる

ところが大きいと思いますね。

 

コンサートは佳境に入り、本編最後は例のあの曲。

今年も楽器を置いて踊りまくって13分www 1曲で3曲分あるから一粒で三度美味しいって

とこでしょうか。

 

こちらの写真は葉加瀬さんのツイッターより 曲が終わって興奮冷めやらぬうちにトゥーリオこと

西嶋徹さんが撮影  色とりどりのはかせんす華やかでしょう!?

 

 

 

最初は「あれっ」と思った今回の演出も終わってみれば「葉加瀬マジック」で大団円。

アンコールは二曲。最後はアコースティックの真骨頂のような名曲でザッツ・エンターテーメントは

終了しました。

真ん中に葉加瀬さん、向かって右に仙道さん。左にいるチェロの柏木さんは最近私のツイッターに

よく「いいね」をくれます(^~^) 

 

終演後はたまには握手会でも出てみるか、ということで今回は一度会って話がしたかったこの方の

握手会に。

 

 

 

今まで彼女の握手会の機会がなかったので、初のアルバムを予約購入して参加することに。

 

 

いやあ、○○代とは思えない可愛い方です(;^_^A

 

人が少なかったのでもう少しゆっくり話したらよかったのですが、年甲斐もなくアガってしまいましたw

あのパワフルにパーカッションやカホンを叩いている姿からは想像もできないくらいの柔らかな

表情。うまく話せないで本当にすみません(^~^)

 

それにしても日本でも有数のパーカッショニストをパフォーマーとして使う葉加瀬演出恐るべし。

何はともあれ今年も仙道さおりさんに会えてうれしかったです(*^▽^*)

 

お土産に彼女が自ら作ったバルーンアートをいただきました。

もっと大きなものもあったのですが、リュックに入るもので。

 

 

 

そしてこちら ハカセンスは以前のもので、今回の目玉はハカシェーカー

これももクロのライブにも持っていったろうw

 

 

 

帰りは最寄りの駅から京阪電車

 

 

 

ホームにこういうドアがあると事故も減りますね

 

 

 

自宅の最寄り駅に到着した後は、近所のラーメン屋さんで遅い夕食

なんでこれにしたかというと、コンサートの合間に流れていた「葉加瀬太郎のふれあい散歩道」と

いうVTRで、葉加瀬さんが食べていたから

 

 

 

ラーメンは天一の日(10月1日)でもらった無料券でいただきました。

 

9日までやっているくじ引きでこんなもの当たったよ(^~^) 一応キーホルダーねw

 

 

 

10月に入って体調がすぐれずなんとなくムシャクシャしていたので、いいガス抜きができました。

 

葉加瀬さん、仙道さん、バンドの皆さん、楽しいひとときをありがとうございました!!