6月18日(水) ソフトバンク対広島 1勝1敗
ソ 020 200 000 4
広 000 024 20× 8
勝 高橋 1勝
S
負 尾形 1敗
ソ 前田純-大山-●尾形-木村光-オスナー伊藤
広 大瀬良-◯高橋-森浦-栗林-ハーン
ソフトバンク先発が左の前田純なので、また1番上本などと言う奇策を取るのではと思いましたが、流石にSNS等の批判殺到もあってか1番には当たっている大盛、2番にファビアン、3番小園の新打線。未知数の若手投手に苦戦する傾向があるので、先発・大瀬良が先制点を与えないで欲しいと思ってましたがね。
その大瀬良が滅多打ちで4回4失点、2回に二死満塁策を取って投手・前田純に3球勝負しての2点適時打、3回には無死満塁のピンチをどうにか無失点で抑えたが、4回には周東、中村晃の適時打で4点差。大瀬良は坂倉と相性が良くないんですかね。今日も反撃できずに序盤で試合が決まったと思いました。
しかし5回先頭の1番大盛、2番ファビアンに連続四球を与えると、先発・前田純から2番手大山へスイッチ。しかし小園が中前打で無死満塁。4回までの好機を潰してきたが、モンテロの併殺打の間にようやく1点を返し、二死3塁から坂倉の適時打で2点目。徐々に点差を詰めることに成功。
そして6回、先頭の菊池が左翼線へ2塁打、代打・野間がヒットで繋ぎ一死1、3塁。当たっている大盛が四球を選び、ファビアンが3番手尾形から左翼スタンドへ待ちわびた満塁弾、一挙4点で逆転。スタンドだけでなく、多くのファンもあのエスコンの悲劇から溜まっていた鬱憤を解消してくれる見事な一撃。
7回にも矢野の2点適時打で順調に点差を引き離せば、7回森浦、8回を栗林、そして4点差ながら最終回はハーンの勝ちパ投入での逃げ切り。リリーフにはイニング頭から任せれば、そうそう事故は起こらないことを証明する好投。ファンだけでなく、彼らもあの悲劇の鬱憤をリセット出来たのではないでしょうか。
しかし今日は2番手の高橋昂也が流れを変える好投から、打線の援護が始まった。回跨ぎの2イニングを被安打1も併殺を取って6人でピシャリ。もちろんファビアンの満塁弾が最高なのですが、最悪な4点ビハインドから流れを変えた高橋昂也の4年ぶりとなる勝利には目頭が熱くなりました。
今はチームで任せられるところで結果を出すしかないですが、個人的には明日先発のドミンゲスと6番手の先発候補として見てみたいですね。それと1番起用の大盛が2打数2安打、2四球、1失策で全打席出塁。首脳陣の左右病は封印して、大盛1番固定でお願いしたい場末書店の店長でした。
