●C0-D3 佐々岡監督退任、そんな最終戦で3安打完封負けとは。 | 広島カープをこよなく愛する、場末書店店長の日記(仮)

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広島カープの勝敗に一喜一憂するしがない場末書店の店長。

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10月2日(日) 広島対中日 25回戦 10勝15敗

 

中日 000 002 001 3

広島 000 000 000 0

 

勝 柳 9勝11敗

S マルティネス 4勝3敗39S

敗 森浦 3勝6敗

 

 

 試合前に指揮官の退団発表がありましたね。その指揮官に対して3年間共に戦った選手たちがどう奮起するのか思ってましたが、三塁踏めずの3安打完封負けとは。勝つしかなかった最後の3戦は結局全敗ですか。やっぱり29日の4点差を逃げ切れなかった試合が今季の分岐点だったでしょうかね。

 

 先発は大瀬良が投げずに森が先発でしたが、5回を被安打6の無四球無失点の好投。将来を見据えた先発起用でしょうし、チームの最終戦を任せる訳でその期待に結果で応えてくれました。終盤にへばった不甲斐ない先発陣のイスを開幕から奪い取る覚悟で、来季はオープン戦から調子を上げて貰いたいです。

 

 中日は先発に根尾が3回無失点の好投。来季どういう起用になるか分かりませんが、どこを任せてもそれなりにストライクが投げ込める度胸の良さは流石なものを感じます。4回からエースの柳を出されて意気消沈だったんでしょうかね。喰らい付くと言うよりは淡泊な攻撃に終始してしまいましたね。

 

 そして森を5回で降板させて、10試合連続登板の森浦投入。しかし日程が空いているとはいえ疲れはピークか、先頭の大島にヒット、犠打で送られてビシエドの適時打で先制点を失って即降板。森の5回降板は予定通りかも知れないけど、森がどこまで試合を作れるか見た方がチームにはプラスだった気がする。

 

 結局、変に記録とかを絡める起用を最終戦まで継続してしまう。そうやってネタをTシャツにしたいんだか分かりませんが、もう順位が確定したと言っても、球場に詰めかけているファンの多くはチームの勝利を期待しているのに、ファンそっちのけで身内が楽しんでいる感に大きな乖離を感じざるを得ませんね。

 

 9回には昇格させた藤井黎を投入して、ダメ押しの追加点。3点差でセーブシチュエーションの場面を献上して、マルティネスに最後は3者凡退に封じ込まれての完封負け。目標が無くなったチームが淡々とアウトカウントを増やしていく様は寂しすぎた。ここまで魅力が無くなったチームに虚無感を覚えてしまう。

 

 試合後に河田コーチの退団も発表されました。再加入時は走塁面を改善できるとかと大きな期待をかけるも、盗塁失敗、牽制死を繰り返す有り様。今季の盗塁数は僅か26個、盗塁王の近本の30個より下、しかもこちらは盗塁阻止率の低さからやられ放題では、何のハンデ戦かと言いたくなるほど悲惨な状態。

 

 佐々岡監督、河田コーチ退団ですが、個人的にはシーズン中に東出コーチの盗塁できない発言も相当なインパクトでした。これで仮に来季から東出コーチが監督となることがあれば、現状の継続にしかならず、問題の解決ではなく更に状況を悪化させるだけでしょう。そこはしっかりと球団も考えて欲しいところですね。

 

 今日の夜はパ・リーグの優勝決定がかかったシーズンの最終戦で、楽天-オリックスとロッテ-ソフトバンク戦を交互に観戦してました。勝たないと優勝がないオリックスの粘り強い攻撃、2本のアーチで先制したソフトバンクに対して、逆転3ランを放って胴上げ阻止したロッテも勝利への強い信念が感じられました。

 

 そんな熱い戦いが来季のカープ戦でも1試合でも多く見れることを切に願います。カープが来季に一気に優勝が狙えるとは到底思えませんので、まぁせめてAクラスでCSが戦える位置に押し上げて欲しいですね。そんな低レベルの願いしか頭に浮かばず、情けないとしか言いようがない場末書店の店長でした。

 

 

 

 

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