24日に予定されていたメキシコ代表との練習試合が、新型コロナ陽性者が出たことで中止になり、その代わりに5回制の紅白試合に変更になりました。ナショナルチームとやれる機会もなかなかないですし、結構楽しみにしてたんですがね。
紅白戦のチームは「長野組」と「松山組」に分かれて、ドラフトによって選手の組み分けを実施するとのこと。カープにしては面白い事をと思ったんですが、もうすでに巨人がやっていた事なんですね。まあ二番煎じバリバリですが、企画としては面白いですし、五輪休養期間でカープ戦に飢えるファンを喜ばせて貰いたい。
どうせなら長野、松山はプレーイングマネジャーとして、終盤で「代打・オレ」という形で出てくるのも面白いかな。選手自身がどう野球を考えて采配するかなんて現役時代はけっして見れる機会はありませんからね。首脳陣のサポートは最小限に留めて、同じチームを客観的視線で眺めて勉強してはどうでしょうかね。
今日から東京五輪が開幕しましたね。女子ソフトボールに日本は快勝でしたが、やっぱり分かってはいた事ですが無観客のスタンドは寂しいものですね。応援する音も一切なく、選手の掛け声だけ。まるで練習試合を淡々とやっている様は、昨年の無観客でスタートしたプロ野球開幕を思い出しました。
本来ならば日本開催で観客の大きな声援はホームアドバンテージになったはずですが、無観客な上に五輪開催自体にも批判の声が届く異常事態。選手たちのモチベーションが上がりずらいことは容易に想像がつきます。
厳しい状況ですが、多くの日本人はそんな苦境の中でも懸命に頑張る日本選手の姿を応援すると思います。政府や大会組織の失態などは気にせず、ひとりのアスリートとして悔いの残らない東京五輪になることを切に願う場末書店の店長でした。