フランスア支配下登録と、三塁手・堂林を考える。 | 広島カープをこよなく愛する、場末書店店長の日記(仮)

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 育成のフランスアが、ついに支配下登録となりました。ファームでは2勝1敗、防御率は2.57。先日の中日戦で5回5失点されるまでは、ウエスタンでは防御率はトップ。直球は150キロ越え、制球に課題はあるようですが、三振が奪える投手。ただ、現段階での即戦力で期待というよりは、ジョンソンの複数年契約が切れた段階で、フランソアと先発で入れ替わる形が球団的には、年俸面を考えればベストと考えているかも知れません。

 

 現状、ジョンソン、野村不在で先発が足りない状況なので、先発として今週の巨人戦、中日戦どちらかでの登板か、それとも交流戦が開幕してからになる可能性もありそう。ここで好投してくれれば、外国人枠の入れ替えも考えなくていけなくなる可能性もある。ジャクソンを外すとは一番考えにくい選択しだが、セットアッパーに今村を移動し、7回は一岡という再編も全くない話ではない。またバティスタ、エルドレッドを外して、先発にフランソアを入れて、ジョンソンと外国人2人の左腕投手をカードごとに分けて入れれば、かなりバランスもいい気がします。

 

 そのジョンソンだって立場は絶対に安泰とは言えない。昨年は長期離脱もあり、今年も3勝してはいるが、来日1年目、2年目のような抜群な安定感とは言い切れず、試合中では不利なジャッジでは集中力を欠いて、いつキレるか分からない怖さを感じる。今はカンポスがお試し期間で一軍に居るが、起用法も定かではない。ここにフランソアが外国人枠を巡る戦いに参戦となると、ポジションが異なるとは言え、新たな競争が生まれる。フランソアがどういう結果を出すかも重要だが、新たに生れる緊張感が、チームの躍進に繋がってくれることを一番に期待したい。

 

 外国人枠の競争並みに、激しくなって欲しいポジション争いが三塁。一番手だった安部は、背番号が軽くなった分、重くなった重圧に押しつぶされそう。打率も2割切りが目前。そして対抗馬だったはずの西川は現在、ファームに居る。開幕して課題の守備でつまずくと、持ち前の天才的打撃にも影響が出ている状態。ファームでも状態が悪いと言われる始末で、昇格の目途すら立たない状態となっている。

 

 ここでアピールして欲しい美間、そして庄司だが、守備の安定はあるが、打撃ではインパクト不足。そうなってくると、ファンとしてはいけないとは思いつつも、ついあの「7」へ思いを馳せてしまう。それはファームではうっかりと4割と打ってしまう二軍の帝王化してしまった堂林。三塁を諦めて外野にコンバートしたが、中堅・丸、右翼・誠也という高すぎる壁が行く手を阻み、残る左翼にも松山に、ブレイク中の野間が居るとなると、仮に昇格しても代打、守備要員でスタメン出場は難しい状況。それなら現状で一番手薄な三塁へ、再び戻る選択肢もあっていいと思うのは、それは堂林フリークのエゴだろうか。

 

 堂林は入団以来、そして今季も内野手登録のまま。現状で三塁手がここまで深刻な状況で堂林の起用を試さないなら、もう堂林三塁の可能性自体を論じること自体が、タブーの領域なのでしょう。それなら、もう三塁へは戻すことがない証として、いっそのこと外野手登録へ変更して欲しい。それならファンとして、しっかり踏ん切りが付けれる気がするただ、カープブームの火付け役となった堂林の不死鳥のような復活劇に相応しい舞台は、ホッとコーナー以外にはないと思ってしまう場末書店の店長でした。

 

 

 

 

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