地元さいたま市、荒川河川敷にある「桜草公園」に、サクラソウを見に行ってきました。恥ずかしながら、私、サクラソウをまじかに見たのは、たぶん、初めて。

ウイキペディアによれば、「サクラソウは、日本では北海道南部、本州、九州の高原や原野に分布し、朝鮮半島から中国東北部へかけても分布するが、野生の群落をみることはまれになっている」とのこと。その希少価値の、野生のサクラソウを見られるのが、ここ。

埼玉県と大阪府の「県花」ですが、生まれも育ちもサイタマの地元民であるワタクシ、全く無関心で過ごしてきました。他県出身の女房は、前々から、「さいたま市に住んでいるんだから、ぜひ、見てみたい」と話していて、ようやく、先日、私も重い腰を上げました。申し訳ない。

 

ボランティアのガイドの方によれば、もう少しすると、まわりの草が伸びてきて、サクラソウが紛れ込んだようになって、ほとんど、まともに見ることができなくなるとのこと。だから、たまたま出向いた、その日は、幸運にも、サクラソウを見るベストのタイミングだったということになります。おまけに、今年は、桜の開花が、去年より遅れて、そこかしこの、満開の桜を遠目に、サクラソウを眺めることができました。御覧のとおりの、愛らしい、ピンクの、小ぶりな花です。

 

 

罰当たりな、ぐうたら地元民の、私にも、あきれることなく、可憐な姿を見せていただき、ありがとうございます。幸福な、いち日を過ごすことができました。