八月も終わろうとしていますが、まだまだ暑い日が続きそうです。私は一年中、ほとんどビールしか飲まない、「ビール馬鹿」ですが、やはり、暑い夏のビールは、また格別です。
10年前、60才の時に書いた「マイ・ベストテン」では、ビールも取り上げていて、さて、10年後のいま、「ベストファイブ」を選ぶとすると、どうなるか...何だか他人事のようですが、けっこう悩んだりして、選んでみました。その結果が、これ。
マイ・ベストファイブ ビール
1 XXXX GOLD (オーストラリア)
2 V.B. (オーストラリア)
3 アサヒスーパードライ (日本)
4 Guinness Extra Cold Draft (アイルランド)
5 オリオン (日本)
前回の「テン」をあらためて見て思ったのが、とにかく、単純に、その時までに飲んだビールで気に入ったものを挙げてるなアということ。
何が言いたいのかというと、三年前にオーストラリアを旅行して、改めて現地のビールを、特に1のXXXX (フォーエックス) GOLD や2のV.B. (ヴィービー)を飲んで思ったのは、現地で、できればパブで、飲まないと、ホントの良さは分からないということ。フォーエックスも ヴィービーも、日本でも飲めなくはないですが、輸入されたビールは、味が別物。仕事抜きでオーストラリアを訪れたのは実に久しぶりで、飲み友達でもあるオーストラリア人の知人と、あちこちのパブで、心行くまでフォーエックスやヴィービーを味わえて、文字通り至福の時でした。この二つは、甲乙つけがたい。昔のこってりしたフォーエックスも懐かしいが、現代のライトな感覚に合わせた「GOLD」も傑作だと思いました。ヴィービーも、たぶんライトな方向に味が修正されていると感じました。オーストラリアの老舗メーカーも、生き残るための努力は怠っていないようです。当たり前か...
そんなわけで、今回の「ファイブ」は、「現地」で飲んでその真価に触れて、ウマい!と思ったものにしぼりました。
3のスーパードライ は、いまさら私がここで取り上げるまでもない、日本で、たぶん一番人気のある、そして有名なビールでしょうが、やっぱりウマい。日本で飲むならこれ、と思います。4のギネスはロンドンのパブで飲んだもの。あの黒ビール独特の奥深い味わいは、現地で、パブで、飲まなければダメ。5のオリオンも、埼玉で買って飲んでも充分にウマいが、やはり、沖縄で飲んだ時の、あの爽快感は忘れられない。バドワイザーに似ているが、バドの、私に言わせれば、人工的で、薬臭いような欠点がなくて、くせのない自然な味わい。実は、こうしたやや甘めのビールは、私の好みとはズレるが、これは別。
では、ついでに、ふだん、スーパーやコンビニで買って飲めるような、つまり、現実的にいま飲むことのできるビールで、なにがマイベストかというと...
1 スーパードライ
2 ゴールドスター
3 オリオン
4 金麦 (糖質75%オフ)
5 アサヒオフ
となって、2と4と5は発泡酒ですが、税金対策で生まれた発泡酒も、すっかり独自の進化をとげて、ビールと並べて遜色のない味わいになっています。むしろ慣れてしまうと、ビールよりもスッキリしていて、大量に飲む「ビール馬鹿」にとっては、ありがたい。なおかつ、4と5は「健康対策ビール」で、大量に飲んでるくせに健康も気にしている「ビール馬鹿」にとっては、本当にありがたい。もっとも、こうしたビールメーカーの努力をよそに、10月から酒税法が変わって、ビールとビール系飲料のお値段が同じになってしまうので、さて、どうなるか。もし、とりあえず五年後、無事に生きていて、75才での「マイベストファイブ・ビール」の、「スーパー・コンビニ部門」を選ぶ時には、すっかり様変わりしているかもしれない。
「75才マイベストファイブ・ビール」選出をめざして、なんとか無事においしく、ビールを飲み続けていきたいものです。
