「ムーヴィー」オールタイム マイベスト5

2001年宇宙の旅(1968年)

風の谷のナウシカ(1984年)

エディット・ピアフ~愛の賛歌~(2007年)

のだめカンタービレ(ドラマ版2007年~2010年)

この世界の片隅に(TBSドラマ版2018年)

 

初めにおことわりしておくと、松本穂香は、いま一番のお気に入りの俳優なので、いわば「推し活」としてベスト5に入りました。むろん、作品としても、現代日本を代表する、良質なドラマのひとつだと思います。写真は、原爆ドームを見上げる松本穂香。

 

 

以前、このドラマについてコメントしたことがあって、ここに、再録しておきます。

 

 主役の松本穂香が素晴らしい。この、すずというキャラクターを、こんなに、全く自然と思わせるように、嫌みなく演じるのは、かなり難しいだろう。NHKの「ひよっこ」で、メガネのとぼけた女の子を演じていて、「この人、メガネをとると、かなり美人さんなんだろうが、それにしても、うまくボケていて、面白い女優さんだ」と、記憶に残っていた。美人だけど、ウマく、ナチュラルにボケられる女優って、あんまりいないと思う。オーディションを経て、大抜擢されて、すずを演じたそうだが、英断だった。すずというのは、一言でいえば、良い意味で「天然」な人だろうが、その演技ができて、なおかつ、魅力的な人がすずを演らないと、ドラマそのものが成り立たない。そして、馴染みの女優さんでは、どうしても既成のイメージが重なって、いかにウマくても「作り物」と感じられて、それでは、すずの個性を殺してしまう。

 

最近、見つけた、このドラマのプロデューサー佐野亜裕美氏のインタビュー記事で、佐野氏は松本穂香について、こんなコメントをしている。

 

 いわゆる“天然キャラ”って、女性から見ても難しいじゃないですか。計算なのか本物か、みたいな(笑)。すずさんはまたちょっと違うんですけど、でも素の松本穂香という人自体、生きているテンポがちょっと人と違う感じがして、そこをあまり意識せずに出せてるんですね。応援したくなるような危なっかしさもあって、変に上手くやろうとしないところも、また良いですね。

 

これ以前、他局で、むろん別の某有名俳優で、単発ドラマ化されたことがあって、ユーチューブで拝見したが、残念ながらミスキャスト。難しい役だ。ファンになった今になってみると、よくぞオーディションで、松本穂香さんを「この世界の片隅に」見つけてくれたと思う。

 

これも前にコメントしたとおり、このドラマは、久石譲が音楽を担当していて、これが素晴らしい。私にとっての「マイベスト久石譲」も、これ。

このドラマ未見の方、ぜひ。ネットで見られます。久石譲が好きな方や、また脇役で見事な存在感を示す、尾野真千子、伊藤沙莉のファンの方も、ぜひ。特に、いまはすっかり有名になった伊藤沙莉が、いかにうまい俳優か、よくわかります。絶対に笑わせて、そして泣かせます。

 

劇中歌「山の向こうへ」レコーディング中の松本穂香