術後 〜一般病棟に戻ります〜 | ビールボーイの褐色細胞腫闘病記

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褐色細胞腫の闘病期をゆるゆると記録していきます!

日勤の看護師さんが出勤してくる頃になると、意識もだいぶはっきりして、周りの状況もよく見えてきました。


ほうほう、自分以外に3人ICUにいたけどみんな大丈夫そうなのか、とか


昼間これからまた受け入れのためにベッド調整めちゃくちゃしてるな、とか。


スマホも使えるようになったので、家族や職場の上司に無事の連絡もできました。


おそらく1番最後に入ってきて、1番軽症であったろう僕は1番最後にベッド調整していただき、お昼前に一般病棟に戻ることになりました。


病棟からお迎えも来て、皆さんに手伝ってもらってベッドに座った瞬間、とてつもない眩暈と気持ち悪さが、、、!

座位保持がキツくてそのままベッドに横になりました。

血圧を測ると90/50台。

昨日の朝まで150/100とかあったのに 笑


起立性低血圧ってやつですね。

結局ストレッチャーで病棟まで運んでいただきました。

その後、お昼ご飯から食べられるようになり、夕方にまた動く練習をしましたがやはり起立性低血圧で立った瞬間にクラクラして断念…

この日は歩けませんでした。


この間に泌尿器科の主治医(ジローラモ先生)がお見えになり、改めて手術の経過報告を受けました。

腫瘍は58mmとかなり大きく、途中血圧が200代台まで上がったり、出血も多く、大変だったそう。

輸血はせずに腹腔鏡手術でなんとかやり切れたそうです。

先生、症例検討で使って良いですよ 笑


今後しばらくは急な低血糖や低血圧に気をつけて過ごす必要があるとのことです。


この日は一般病棟と言えどもハイケアベッドと言って、ナースステーションに1番近いベッドで一晩過ごしました。この間もお腹の痛みはなんとなく続き、カチカチと背中に入った痛み止めを押しながら朝を迎えました。