我々の事務所から徒歩5分くらいで行けるパルコがチョット前にリニューアルオープン。
100年に一度の渋谷再開発の中で、今年で50周年を迎えるパルコの第2章の始まり。ファッション、アート&カルチャー、エンターテインメント、フード、そしてテクノロジーの5つをテーマに、多種多様なテナントを編集し、パルコの原点・原石を集積させた。パルコの原点とは、“変化し続けていくこと”だと。
さて、マーケティングは需要を読み取るものですが、新生 PARCO の場合マーケティングを行わず、コンセプト作りからテナント構成まで目利きと感性によって作り上げてきたという常識外れの大刷新を行なった。 市場が飽和成熟状態の中でどうすればお客様に喜んでもらえるかを考えた時、マーケットインではなくマーケットクリエイション、顧客の需要を無視しして作ってる。 消費者は多様化しているので、もしかすると需要を読み取るなんて、そもそもできないことなのかもしれない。なら本当に面白いと思うものを集めて作る、ということをコンセプトにしてしまおうという事です。その結果、最近の若者にはわからないと思うが、以前のオープン当初の様な館内の作りになっている。
確かに懐かしい。自分でも初めて行ったのが高校3年くらいで、新しいカルチャーがあると感動したのを覚えてる。
1 階には、新進系ジュエリーを集積する「O STORE by New Jewely」、3 階には、これまでテナントさんに内装デザインを任せていたところを、床・壁・天井をパルコが作りパルコのスタッフがレジ打ちまで行う「ガイザーパルコ(GEYSER PARCO)」という、 ブランドに負担を強いない売り場を設置したり。百貨店の条件に近いものになります。4 階は、東京都がパルコに業務委託するという形で、都が支援するデザインアワードを受賞したブランドが並ぶ売り場です。5 階には、リアルと EC を融合したオムニチャネル型売り場を展開します。約130 坪のエリアに 11 店舗が出店し、テナントの在庫と我々の EC を連動させたショールーム機能を持った売り場になります。
地下 1 階には、食という体験も提案。「今、食で面白いものは何か」というと、夜の新宿ゴールデン街や昼のニュー新橋ビルだったり、ディープな場所が挙がってきます。「CHAOS KITCHEN」は、混沌とした飲食フロアを作ろうと考えたと。飲食だけではなくギャラリーもあり、物販では「コンドマニア」が入ったりと面白いフロア。 館内にはギャラリーが 9 ヶ所、可変型売り場が 17 ヶ所あり、コンテンツが随時変わるのでニュースネタに事欠くことはない。
以前のパルコ1とパルコ3が合体した建物で、リニューアル後初めて足を踏み入れた渋谷PARCOは、全体が見渡せない谷地形の渋谷と同じで、全館がカオス状態で迷子になりやすい。案内役がいると本当に助かるが、屋上庭園から遊歩道?を歩いて地上まで降りられるのは、散歩コースに丁度良い。
