ハラスメントは多面的に拡張 | 硝子の中年のブログ

ハラスメントは多面的に拡張

  令和の日本では色々なハラスメントが流行?しているようだ。

セクハラとパワハラは市民権を得て、常態化した。

日常茶飯事と言える。

他にアルハラ、カスハラなど、多種多様な実相が。

  再三、このブログでも言及しているが、自分を中心に地球は回り、自分を中心に世界は動いている、という思考回路&精神構造の有象無象が増殖していると言える。

だから、あおり運転をする、底なしのバカが出没する。

自分はプーチン、または習近平と同等の実力及び権力を有している、という歪んだ心理の輩に違いない。

だから、ストッパーもリミッターも利かない。

  その予備軍として、自転車でスマホを見ながら、右側通行する痴れ者が無数に生息している。

勿論、夜間は無灯火である。

これは警察の怠慢と不作為による典型的な現実である。

未だに違反の交通切符を切る、切らないで進捗していない。

要するに、警察は極力仕事を増やしたくない、という遺伝子が彼らの観念の中枢にあり、その結果として放置し続けてきた。

かつての民事不介入の延長線で動いている。

被害届も極力受理しない。

だから、今でもストーカー殺人が時折、報道される。

この件は過去にもブログで指弾しているので、これ以上の私見は割愛する。

  カスハラが去年あたりから深刻化して、問題視されている。

ANAとJALが連携して、カスハラの客に対する方針を昨日、公表した。

ネットニュースに依ると、昨年の両社で把握したカスハラ行為は合計で約600件という数字。

単純計算では、一日当り1件未満ということになる。

これが機内だけか、グラウンドサービスも含めた数字なのか、記述では分からないが。

一日に一社で何百便も飛んでいるから、有り得るのかもしれない。

勿論、行為自体は全否定するが。

  そして、この内訳として日本人と外国人の割合を知りたい。

国際便と国内便の内訳も。

その統計が分からないと、全体像が掴めないが。

いずれにしても、明らかな増加傾向にあるのだろう。

  昨日のテレビの情報に依ると、機内でドリンクの希望を聞いて提供すると、「こんなの俺は頼んでいない。別の方だ」と叱られて、もう一つのドリンクを供すると「今頃になって、要る訳ないだろう」と言って、ドリンクをCAに浴びせた、という乱暴狼藉。

論外であり、辟易する。

傍若無人が本人の生きる軸足なのだろう。

素面だったのか、酩酊していたのか、分からないが。

仮に酔っていても1ミリの釈明にも、弁解にもならない。

  要するに非常識という次元を超えた、社会通念も公序良俗も全く関知しない、異常性格者と言える。

「親しき中にも礼儀あり」という日本語があった。

過去形で記したい。

この当事者同士はお互いに面識もないはず。

 「育てたように子は育つ」

この乱暴をはたらいた乗客は女ではなく、男と推定されるが、親も同類項で同心円の人物のはず。

この点も看過できないファクターと言える。

  昔の観察・鑑別としては、脳内に寄生虫がいるとか、病的な因子が影響して、粗暴犯と同列の行為に至ると推認できたが、今ではCTやMRIで撮影しても、異常は認められない人間が狂暴な行為に及ぶ。

現場での鎮圧を含む対症療法は急務だが、原因療法も並行して、対策を講じなくてはならない。

短期と中長期が必要である。

勿論、社会学的な分析も含めて。

 「良識」「礼節」という日本の言葉は死語になった。

日本人の民度の中国人化も大きな趨勢と断言できる。

「日本人の劣化」は私が再三使う文言だが「日本人の凶悪化」も定番のフレーズになるかもしれない。

両親を平気で殺す、鬼畜以下の娘も報道されているので。