クイズ番組の結界 | 硝子の中年のブログ

クイズ番組の結界

   昨日のクイズ番組「Qさま」は紙幣が新しくなるのに因んだ問題で構成。

その中で銅像・彫像・肖像になった偉人・有名人を答える問題。

殆どサービス問題と言える。

一人づつ、出演者個人に向けて問題が出される。

結果は5人が不正解。

しかも、名前の頭の平仮名1文字が表示されているのに。

正岡子規、水木しげる、長谷川町子、渥美清、徳川吉宗が不正解だった。

  長谷川町子については、長谷川京子と答えるタレント女子。

「それは女優でしょ」とMC席からもツッコミが。

若い世代はサザエさんさえ、古過ぎて知らない。

彼らは渥美清の風貌を寅さんと知っていても、役者本人の名前は知らない。

  乃木坂のOGは水木しげるは全く答えられない。

カスリもしない。

無言だったか?

この女子は過去にも2~3回登場しているが、1問も答えていない。

全員に向けての早押しは勿論、個人あての問題も。

よくオファーを受けると感心する。

抜群の、別格の強心臓なのだろう。

地獄の閻魔も、三途の川の奪衣婆も逃げ出す?

恥よりもギャラ頂戴が優先する。

占い・コスメ・スイーツくらいしか答えられるジャンルはないのだろう。

たぶん、テーマパークもペットも無理だろう。

  勿論、逆に私が「進撃の巨人」「ワンピース」「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「スラムダンク」などから出題されても全く答えられないが。

「ルパン三世」「名探偵コナン」「ガールズアンドパンツァー」「レイトンミステリー探偵社」「古見さんは、コミュ症です」「からかい上手の高木さん」「ゆるキャン△」辺りだったら可能性はゼロではないが。

  今回もカズレーザーが異次元の知識量の博学?雑学を駆使して優勝。

無双状態と言える。

因みに当人の、お笑い芸人としての気配は、軸足は消失している。

それも自然の流れなのだろう。

等身大の。

彼の場合もコンビ間格差の代表的な事例と言える。

  所属するサンミュージックでは「お笑い」のカテゴリーだが、近日中に「文化人」のカテゴリーに移るかもしれない。

それとも、他のプロダクションに移籍かぁ。

まあ、漫才協会には加入しないだろうが。

何のメリットもない?

親睦団体としても?

お笑いから離れても、歌を忘れたカナリアではない?

いずれにしても、この業界では他に類例のない、インテリジェンスという武器が強い。

芸能界、どこに勝算・成算が、活路があるか、分からない。

面妖と言える。