駅:接続詞と感嘆詞 | 硝子の中年のブログ

駅:接続詞と感嘆詞

  昨日の番組は中央線沿線を巡るバス旅。

阿佐ヶ谷 ⇒ 荻窪 ⇒ 西荻窪と進行する。

荻窪で欧風カレーのランチ。

店名は「トマト」。

食べログの評価は3.93と高く、いわゆる百名店。

都内の欧風カレーでは麹町の「ソレイユ」と双璧かと。

評価は3.71で、こちらも百名店。

いずれも過去に一度だけ利用したが。

  番組の途中で、西荻窪駅は大正11年の開業というナレーション?テロップ?が。

検索してみると、同じ23区で反対方向の、都内イーストエンドの小岩駅は明治32年(1899年)の開業。

意外と古い。

当時はいずれも農村地帯に違いない。

住宅が1割で、農地が9割くらいでは?

落語「目黒の秋刀魚」や「道灌」で描かれる、殿様と村民の接点の光景が目に浮かぶような。

将軍吉宗が初めて小松菜を口にした、現在の江戸川区松江の周辺、界隈のような。

根拠のない推測だが。

  沿線の主な駅を検索すると、錦糸町は1894年の開業。

ただし、駅名は錦糸町ではなく、本所駅。

浅草橋は1932年。

秋葉原は1890年、ただし貨物駅。

さらに常磐線だが、日暮里は1905年に開業。

北千住は1896年(明治29年)に開業。

先輩だぁ。

  隅田川の架橋も千住大橋が最も古い。

両国橋、永代橋、吾妻橋よりも。

千住、侮るべからず。

繁栄していたことは間違いないと思える。

日本橋から一つ目の、四宿と呼ばれた宿場町。

他は新宿、品川、板橋が該当。

遊郭があって、活況を呈していたはず。

温故知新?

  鉄道の分野には撮り鉄、乗り鉄、時刻表鉄などのオタク?マニア?好事家?愛好家がいるが、駅鉄がいてもいいかもしれない。

駅弁は駅のホームでは買えなくなってしまったが。

オールドタイマー御用達の昭和の残滓ではあるが。

色々な角度のアプローチで鉄道は楽しめる。

  いずれにしても、街づくりと鉄道の駅は不可分で、近代史の探訪には欠かせないと思える。

現地は勿論、二次元の媒体でも空想に没入できる。

道の駅は流石に街づくりには力不足と思えるが。

しかし、これからは進化系の道の駅も登場して、施設内に診療所、地域包括支援センター、不動産譲渡・賃貸の窓口、移住相談窓口などが併設される可能性も。

勿論、国交省の主管課の許認可が必要なのだろうが。

少子化への対症療法としてのヒントがあるかもしれない。

令和の邂逅があるはず。