地方都市:未来予想図 | 硝子の中年のブログ

地方都市:未来予想図

  昨日の「アド街ック天国」は千葉県茂原市。

訪れたことはない。

七夕が有名なことは知っているが。

ここで再び浅学が発覚。

茂原市は海に面している自治体と思っていたが、錯誤だった。

  神輿を担いで海に入る祭礼の映像を見る機会がある。

当地の神社かと思っていた。

ネットを見ると、県内では複数の同様の祭礼がある、という記述。

いすみ市、旭市、九十九里町などで。

  超田舎とは思えない、洋菓子店やフレンチレストランも番組内で紹介されていたが。

ドライブイン「ながた食堂」が私的には圧巻だった。

メニューの数が尋常ではなく多い。

ギネスに載る?

かつカレー、牡蠣フライ、海老フライ、烏賊フライ、鰺フライ、冷し中華、タンメン、チャーシューメン、肉豆腐、鯖味噌煮、鶏唐揚、穴子天ぷら、チャーハン、鰻重、牛丼、親子丼、海鮮丼、レバニラ炒め、肉野菜炒め、鮪・鰹・鯛・鰤などの各刺身定食、鴨せいろ蕎麦、鍋焼きうどん、いくらおろし蕎麦、クリームあんみつ、氷あずきミルクなど。

この5倍くらいのメニューが並ぶ。

  厨房では40歳台くらいの、姉弟の二人が担当?

このメニューを全ては無理では?

食材の仕込みも含めて。

無駄が出るし。

SDGsに抗う?

客に最大級の選択肢を、という発想かもしれないが。

その心理が過剰に昂進している?

極めて余計なお世話だけど。

  因みに食べログの評価は3.46なので高い部類では?

まあ、自分が同じ生活圏で暮らしていれば、1週間に10日は通うかも。

当地には良質な公園もあり、魅力は感じられる。

道の駅は無いけど。

人口は約84,500である。

全ての地方都市に共通だが、個性と独自色を打ち出さないと、廃校と閑古鳥は避けられない?

求心力が維持、いや構築できない。

特に若い世代に向けての。

閑古鳥どころか、始祖鳥が鳴くかもしれない。

  因みに茂原三越は、いわゆるサテライト(小型)店だとしても特筆に値するが、いつまで頑張れる?

現下の諸々の厳しい逆風の中で。

毎週火曜日が定休。

テナントの構成が検索しても分からないけど。

都内の三越も毎週、定休日を設けては。

マンパワーが大幅に不足しているのだから。

  街全体の伸び代は?

役所が率先して、ロケを誘致している。

多くの映画やドラマの実写版のロケ地として、これまで利用されていた。

これが当地の活性化に結び付くか。

野生動物、害獣の駆逐も命題かもしれない。

実際に猪や鹿肉の料理を供している、比較的大きな和食の店も市内にある。

有効活用は理想だが、駆除は待ったなしと言える。

昨日の映像全編から見た印象としては、街づくりはゼロからのスタートであり、マイナスからではないと認識できる。

戦略として何が有効なのか?

ケーススタディとしては興味を覚える。