築地再開発は極上?
昨日、築地の再開発の概容がプレスリリースされた。
私的には極めて不愉快。
具体的な内容や詳細以前の問題。
5万人収容規模の球場も建設されて、さらに読売巨人軍が本拠地を東京ドームから移すという、未確認情報も。
このブログでも再三指弾するが、東京は飽和状態の肥満体で、動脈硬化を起こしている。
だから、鉄道の架線トラブル、信号故障、人身事故などで半日以上も運行停止になるケースも。
再開発とは物欲の塊り。
今の東京は「屋上屋を重ねる」の極み。
醜悪な厚塗りの厚化粧を繰り返し、都内全域に広げようとている。
不健全の極致。
日本の人口は今世紀末には半減するのに、分母が縮んで減衰するのに、鉄とコンクリートの構造物の建設を無節操・無軌道に続ける。
公金・補助金も財源に含めて。
地方の過疎化は見捨てる。
関知しない。
要するに「木を見て森を見ず」ではなく、確信犯的に今の自分が金満で富裕になれば、環境など俺には関係ない。
これが日本人の縮図で、本心・本音のはず。
さらに、物欲はCO2の排出を加速させて、地球温暖化を増幅させる。
政府は温室効果ガス削減の取り決めなど、1ミリも実践する気はない。
所詮は黄色人種の民度が低いから。
先月にも記したが、築地は更地のままか、百歩譲っても公園及び広域避難場所として、整備する以外の選択肢はない。
間違いなく、関東大震災クラスの災害が襲ってくるのに、超過密都市ではカオスになる。
特に月島、晴海、勝どき周辺の住民は逃げ場がない。
仮設テントを張る空地もない。
高層マンションなどは傾いて地獄絵図と化すだろう。
35階まで毎日複数回、階段を上り下りしてください。
電力が復旧しても、エレベーター自体が故障して修理には1~2ヶ月はかかるだろう。
運動不足のサラリーマンには、足腰の鍛錬にはなるだろうが。
政治ブローカーの小池は自民党の下請けであると同時に主犯格と言える。
東京ドームから仮に巨人が撤退すると、札幌ドームと同じ道を辿る?
閑古鳥が鳴く?
いくら都心でも、収益は厳しいと推測できる。
この入れ物でコンサートを開催できるアーティストも限られるし。
井上尚弥クラスのスポーツイベントも、年に2~3回だろう。
胡蝶蘭やふるさと祭りの類いの催事も多くはない。
木下大サーカスでは採算は無理。
つまり、この一点だけを捉えても、需要と供給のバランスが崩れていることが分かる。
ドーム単体の赤字をホテルや遊園地や黄色いビルなどでカバーする?
都内は弱肉強食で、勝ち組と負け組が鮮明に分かれるだろう。
今以上に。
小池は銭儲けの方が防災よりも格段に優先順位が上、という下等な政治屋であり、辟易する。
恥を知れ。
この女には首都の住民の命及びQOLを預かっている、という意識や観念は微塵もなく、責任感の欠片もない。
1月に発生した、能登の被災と避難の百倍もの惨状・窮状になることは不可避。
我々は少しでも減災に向けたベクトルを志向して、進捗させなくてはならない。
小池の手法は100%の逆行である。
超巨大都市はスケールメリットではなく、スケールデメリットになる。