ウルフガイその２

祥伝社ノン・ノベル
ウルフガイ〈３〉
狼のレクイエム第一部
(徳間版では虎精の里に改題)




昭和50.7 初版


犬神明
神 明


西条恵
死んでいなかった最悪最凶の悪役！。犬神明を凌ぐ重要な登場人物になっていた！。
沢恵子
チーフスン(ホークアイ)


虎４(フースー)
犬神明の相棒になっても獰猛なヒロインだな～。
虎２(フーリャン)


青鹿晶子
ストーリー展開で重要な登場人物なんですが・・強力な麻薬ナルコティック800で廃人、生きてる死人になってしまったので青鹿先生の活躍というか、生きてる感じがまったくしなくなってしまった・・。


擬似狼人間になった西条・沢恵子。不死鳥計画からおくりこまれた強加人間(ブースデッドマン)の群れ。犬神明・虎４ら不死身人間との三つ巴の死闘の序章。



青鹿先生の描写がショックでしたね。麻薬で廃人同然になり、追い討ちをかけるように、誰の子かわからない子供を妊娠。しかし、犬神明の青鹿先生への献身的な愛はかわらず、解毒剤を求めて行動を開始する所からストーリーが展開。犬神を愛するゆえに共に死地に向かう虎４。
犬神明より青鹿先生を託された神明・虎２。
擬似狼人間となり、不死鳥計画、白人への報復・復讐を開始する悪の権化、西条恵！。狼の怨歌ではただの最凶の悪役だと思ってたのですが、描写が心の奥までかかれていて、西条恵何だかかっこいいんだな～。