・・・・・「409、ケイは縮れえたブラウンヘアーを指でもてあそんだ。{私はあなたがもっと分別のある人だと思えてた}。質問をはぐらかす。{だから、デンジルがあなたを夕食に呼ぼうと提案した時、賛成したのよ。あなた言ってたじゃない、こんりんざい男とはかかわりたくないって}、{何を言いたいの? 何が間違いなの?}。キャサリンは不意に冷たい手で心臓をつかまれえるような気がした。{彼に奥さんがいるわけじゃないでしょう?}、{いないわよ!}。ケイは嘲るような口調で否定した。{言わなかった? 彼、結婚していたことはあるけれど.........でも、もうかなり前よ}、{それなら何なの? ただ不賛成を表明するためにこんな所に引っ張り出したわけ?}。キャサリンは店内を見渡した。」・・・・・つづく・・・・・→→→