・・・・・『トライ・アゲイン』、【サリー・ウェントワース著】、(イギリス)、・・・・・→→→「218、彼をテラスに残して、カリーナはステラを捜しに家の中に入った。ステラはキッチンにいた。{帰りたいから、車を直すようにルイスを説得してくれない?}、{ごめんね、今夕飯の支度で忙しいのよ}。ステラは陽気に答えた。{私の得意料理、酢豚と、えびのいためご飯よ。焼き豚もあるわ}、{中華料理? ポルトガルで?}、{いいでしょ? ルイスはきっとポルトガル料理に飽き飽きしてるだろうから、気分が変わっていいと思えて}、{あなたは本当に彼が好きなのね}、{そうね、だと思うわ。お姉さんがルイスと結婚したときはうれしかったわよ。とっても男らしくてハンサムな人だもの。長い間ほしかったお兄さんができたと思えて大喜びしたわ。それともお姉さん、私が彼に恋してたとでも思うの?}、{女学生らしいあこがれみたいなものは持ちえてたと思うわ}、{女学生のころはね。今は友達として好きだし、お姉さんたちが別れなければよかったのにと思えてるわ。私自身はほかに興味の対象があるしね}。」・・・・・つづく・・・・・→→→