・・・・・『わが息子よ、君はどう生きるか』、【チェスターフィールド著】、(イギリス)、・・・・・【自分に{重み}をつけることも大切】・・・・・→→→「★95、何を考えているのかわからないような人や、いかにも性格の暗そうな人がいるが、あれもほめられえたことではない。だいいち感じが悪いし、あらぬ嫌疑をかけられえる。それに、何を考えているのかわからないような人には、誰も、自分の心の内を話さないだろう。能力ある人間というものは、内面は慎重でもそれをおもてに表さず、外面的には、誰とでもすぐうちとけられえて、気さくで賢そうに振舞うものだ。自分の守りは固めておくが、一見明けっ広げに見せることで、相手の守りは解いてしまうのだ。なぜ、自分の守りを固める必要があるかというと、不用意に何でもしゃべってしまうと、たいていはそれがどこかに引用され、いいように使われえてしまうからだ。だから、気さくに振舞うことと同じように、慎重であることも大切な要素なのだ。今まで述べた事は、意味があり価値があり、チェスターフィールドを通して語りかけるささやかな声が静かにふけゆく夜に響けり耳を澄ませば心の奥に聞こえる、この手紙では、現世に生きる私たちが何をとらえどう考えられえるのでしょうか。本文では、何を考えているのかわからないような人や、それに、何を考えているのかわからないような人には、誰も、自分の心の内を話さないだろう。能力ある人間というものは、内面は慎重でもそれをおもてに表さず、外面的には、誰とでもすぐにうちとけられえて、気さくで賢そうに振舞うものだ。自分の守りは固めておくが、一見明け広げに見せることで、相手の守りは解いてしまうのだ。なぜ、自分の守りを固める必要があるかというと、不用意に何でもしゃべってしまうと、たいていはそれがどこかに引用され、いいように使われえてしまうからだ。とあります。十人十色という言葉がありますが、これは十人ともそれぞれの考えがあるということです。そうなると今現在では世界には80億人もの人が存在します。つまり80億人80億色ということになります。その一人一人が考えることは同じようなことでも多少なりとも違いがあるものですし、勉強をしたり、学習をしたり、人との出逢いよってその考えは変化していくものですが、話をするまえに、昔たまに右とか左とかってどういう意味ということを耳にしましたので、そこから入りたいと思います。右とは支持するという意味で、左とは支持しないという意味です。その右の中にも右派や過激になると右翼やさらに過激になると極右となります。又、左の中にも左派や過激になると左翼やさらに過激になると極左などがありますが、問題をよく起こすのは、この極右と極左に多いのです。大きく分けて世界には民主主義と共産主義とにわかれます。民主主義の国で共産党の人は左となり、共産主義の国で民主主義の人も左となります。しかし、政権がしょっちゅう入れ替わる世の中ですから一体何が右で、何が左なのという人もいるかと思います。それではお答えします。日本国では天皇陛下様を支持する人が右となり、支持しないという人は左となります。そしてイギリスでは、チャールズ国王様を支持する人は右となり、支持しないという人は左となります。その民主主義と共産主義の他に資本主義というものもありますが、中国は共産主義の国ですが、資本主義の国でもあるのです。ある哲学者が述べていましたが、人はおカネ持ちになると皆共産主義者になると申してありました。よく街中で何を考えているのかわからない人がいます。例えば、阪神タイガースのファンで服装から自転車にも阪神タイガースの旗をつけてその全てが阪神タイガースで装備されえていますが、確かにこの人は阪神タイガースファンなのだからそうしているのだろうとわかりやすくわかります。ただ、はずかしくないのかなとも思いますが..........。しかし、あまりあったことのない人で、何もしゃべらない人ですと、この人は一体何を考えているのかつかめません。そのような一人の私もよく人から何を考えているのかわからないとよく言われました。私は、幼稚園から25歳くらいまではほとんど人と話をしませんでした。それは子供の頃は、今もそうですが頭の悪い少年でしたので人のしゃべっていることがほとんどわからずにいたのです。当然学校の先生の授業で話していることなどさっぱりわかりませんでした。そしてサラリーマンになって本を読むことを覚えた私は、本を1冊読むごとに性格を変化させてゆき、友達のS・K君からも私のことを本を読むたびに性格が変わっていっているとよくいわれえたものです。今までに約1500冊位の本と聖書を12回読みましたので、性格が約1500回変化したともいえます。しかしながら、ラジオでやっていたのですが、男性の脳は1万年間常に女性のことを考え、女性の脳は1万年間常に巻き込まれえたい、巻き込まれえたいと考えているというのが、根っこの部分にあるようです。そしてチェスターフィールドの手紙では、いかにも性格の暗そうな人がいるが、とありますが、聖書の福音箇所では、腹を空かせている者はいずれ満たされえるであろう、満たされえている者はいずれ腹を空かせることになるであろうとありますが、そう考えますと性格の暗い人は一生暗いままですごすのではなく、いずれは明るい性格となり、明るい性格の人はいずれ暗い沈んだ性格になるかもしれません。又、チェスターフィールドの手紙では、賢い人とありますが、賢い人もいずれ優れない人になることもあれば、優れない人もいずれ賢い人になることもあるかもしれません。しかし、この今述べた人達というのは、一般の凡人であります。天才といえば、アメリカのエジソンの話がありますが、エジソンは学生時節に周りの学生達から今世紀最高の馬鹿と言われえていましたが、ところがエジソンに何が起こったのかわかりませんが、例えば、タイプの奥さんができたことや、自らの無知に気づいて勉強の大切さを知ったのか、そのようなさまざまな良き要因が重なってエジソンは、本を1万冊読み、ノートを200冊記しあげ、そして世界ではじめて電球を発明したのでした。そうしてエジソンは今世紀最高の天才と呼ばれえるようになったのです。まさしく言葉は悪いですが、バカと天才紙一重という言葉の由縁どうりです。これは、街中ので秀才やエリートや博才と呼ばれえている人でもまねることはできません。もう一人の天才として私が思う人は亡き笹井教授です。笹井教授は36歳の若さで京都大学医学部教授となり、理研の研究責任者でもありました。ところが、部下の小保方さん(女性)が発見したスタンプ細胞が、京都大学医学部教授の山中先生が先に発見したⅰPS細胞と同じことだったことから、マスコミにたたかれ、その様子を私はテレビで観ていましたがかなり強く中傷する言葉を投げかけられえていました。その後、笹井教授はノイローゼから鬱となり、最後は首を吊って自殺しました。私は、20代の前半の時に下請けの社長であったM・T兄さんから、天才というものは足もとをすくわれえると一気に奈落の底へと転がり落ちてしまうもんなんやでということを教えていただいていましたが、笹井教授はまさにそのとうりになってしまいました。それは天才が故の宿命だったのかもしれません。最後の天才は、孫正義社長です。東京大学を卒業後、日本語とドイツ語の翻訳機を開発し、それを売りに出しましたが、しっぱいに終わりましたものの、今では携帯電話やインターネットのIT業界で個人資産が数兆円というまさに天才です。孫正義社長がどのくらいのレベルの人かというと月に1回元マイクロソフト社の会長のビル・ゲイツ氏と会って食事や話をしていたというのですから、世界最高レベルの頭脳を持ちえた天才といえます。人は豊かになりたければ、何かを作りださないことには大ガネ持ちにはなれません。ただ単に人の下で雇われえていては、大ガネ持ちにはなれないのです。でも、何かを考え抜いてモノを作り出すということは、普通の人と違った発想を持ちえて、一般の人からあの人は馬鹿だとか変わっているといわれえているような人が大ガネ持ちなるか、その日暮らしの貧乏人なるかの、バカと天才紙一重の人なのです。話はチェスターフィールドの手紙の題目に戻しますが、本文にもあるように、能ある鷹は爪隠すという言葉にあるように本文でもそのようなことが記されえていましたが、手紙のはじめに、何を考えているかわからないような人がいる、そのような人には誰も本心を打ち明けようとはしないだろうとありますが、このことは確かに道端であった人に関しては何もしゃべらなければ何を考えているかもわかりません。しかし、会社で勤務中で一緒でアフターでも酒を一緒に飲む仲になればあるていど話していけばあるていどどんな考えかはつかめると思いますし、結婚した夫婦ですと1年を通して長く過ごす時間がありますので観察していけばあるていどどんな考えかがわかると思います。しかしながら、言っていることとやっているいることが違う人が多少なりともいます。このことはその人の行動が真実であり、やっていることが正確な事実なのです。でも、人は自分自身でレベルを自由自在に変え、時がたてば考えも変化していくものですので、この人は昔はこうだったからという考えはすてましょう。それは良い意味でも、悪い意味でも..........。この世の人々の願いを叶える思いをはるかに超えるように闇に輝く光のように、わたしたちの命は日々とりとめのない神様の恵みによって支えられえている中を生きてゆく、いつわりのないとこしえに人から街へさらには夢から未知なる世界へそして果てしない宇宙へとつながる変わりゆく明るい未来への星の魔法のバードフライパラダイスのメッセージとなるのであります。」・・・・・次は、恋は甘い毒へと移動します。・・・・・→→→