昨日の週末の日曜日。

午後から激しい雷雨があり、京都市内の一部では停電も発生しました。

鴨川で開催されていた鴨川納涼も水位上昇により中止になりました。



京都市で古くから夏になると「丹波太郎」「山城次郎」などと呼ばれる積乱雲による激しい夕立があります。

今回は、丹波地域から愛宕山を越えて発達した積乱雲が流れ込み、京都市内は大雨になったので「丹波太郎」の仕業ということでしょうか。


ネットで調べて見ると

『京都暮らしの大百科』の説明によると

「丹波太郎」と「山城次郎」の項に、「真夏に京都の西北・丹波地方に出る雷雲、入道雲を京都や大阪で丹波太郎という。丹波山地で発生し京都市内にくるが、いったん衰えて京都市内に近づくと再び発達しアッという間に大雷雨。予測が難しいという。

一方奈良から北上してくる雷雲を山城次郎と呼び、琵琶湖周辺から西進してくる雷雲を比叡三郎と呼ぶ。」だそうです。


夜のお出かけは予報では雨予報だったので予定を中止しましたが、雨は降らず、やはりこの時期の天気予報は難しいようです。


京都の歴史をみてみると

昭和10年に二条大橋あたりから下流で鴨川が越水をして洪水になった記録が残っています。

この数年、ギリギリまでの水位をみたことがあり、今年は何かと不吉なことも多いので何事もないことを願うばかりです。


京都市の鴨川治水

https://www.pref.kyoto.jp/kasen/documents/1174953635257.pdf