5/8-12あたり、世界中はオーロラの話で持ちきりです。日本から見れば、他での出来事のように思うテーマですが、今回は北海道をはじめ、近畿では豊岡でも観測されたそうです。




元々、オーロラを見るには北極圏の近くということで、カナダやノルウェー、フィンランドあたりが思いつきますが、今回は様子が違います。


オーロラの発生には、太陽を飛び出した高エネルギーの電気を帯びた粒子の塊(かたまり)が、2~3日かけて地球まで到達し、大気中の酸素などと衝突した時の放電現象がオーロラとされています。

数十年に一度と呼ばれる太陽の表面の大爆発(太陽フレア)が今回の状況を作っているそうですが、日本の歴史書を見ると、江戸時代の西暦1770年9月17日には、なんと京都の夜空の半分を覆うほど巨大な赤いオーロラが出現していたようで、扇形にオーロラが広がっている絵図が残されています。 



どこかアニメの世界のような写真の数々を見ると生きているうちに実物を見て見たいと思います。