春や秋に訪れたい嵐山から山間を走る嵯峨野鉄道。乗車経験がある方には目にされた方も多いと思いますが、途中駅のトロッコ保津峡駅とトロッコ亀岡駅には、信楽焼のたぬきが飾られています。


トロッコ保津峡駅


トロッコ亀岡駅


なぜ飾られているのか調べてみると。。

駅に説明書きの看板があるそうで。。


「たぬき」は古来より「他を抜く」と云う

縁起があり商売の繁栄を願って店先に飾られてきました。

嵯峨野観光トロッコ列車では遠来のお客様に古来からの縁起と最高のもてなしを提供することを祈念して「たぬき」を大切にしています。

と説明看板があるそうです。


別の見方をすると。。。

昨年で開業30周年を迎えた観光鉄道。

できた当時は、「3年持たない」と言われながら、最盛期では年間120万人の乗客を乗せた時期もあり、「他を抜く」ことを祈願して置かれていたのかな?と少し勘ぐってみました(笑)


おもてなし。創意工夫。

いろんな積み重ねで今があることを、新聞記事で知りました。