「韓国の統一地方選」、投票してきました。 | ソウルの風に吹かれて、時には優しく、時には雷雨のごとく!

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韓国統一地方選の投票が4日午前6時、全国約1万3600カ所の投票所で一斉に始まった。
与党セヌリ党と最大野党、新政治民主連合による事実上の一騎打ちとなる。

 投票は午後6時で締め切られ、即日開票される。午後11時ごろ大勢が判明する見通しだ。ただ、5日未明になって当選者が確定する激戦区も多いとみられる。

 選挙ではソウルなど主要8都市(特別・広域市)と9道、それ以外の市郡区(基礎自治体)の首長、議員、教育監(教育庁トップ)が選出される。
大統領選挙から約1年半ぶりとなる全国規模の選挙は、朴槿恵(パク・クネ)政権に対する中間評価と位置付けられる。
 (朝鮮日報 6/4)





今日は韓国の統一地方選挙の投票日です。

我が家も予定通り朝起きたらすぐに団地内の老人福祉会館に設置された投票所に行って投票してきました。

日本なら日曜日の休日を投票日に定めるのでしょうが韓国は平日をわざわざ臨時公休日にして投票を促します。

日曜日にしたら皆遊びに出てしまって投票率が下がるのを懸念しているようですね。

今回は地方自治体の知事、市長、議員などを選ぶ選挙ですが、「おらが町の町興し政策」はほとんど論議されず、“朴クネ政権を支持するのか、しないのか”という国政評価の選挙になってしまいました。

あのセウォル号沈没事件で対応の無能さを見せ、多くの犠牲者を出した朴政権を韓国国民がどう判断するのかが争点になっています。

象徴的立場にあるソウル市長、京畿道知事、プサン市長を与党、野党どちらが当選するかが焦点となります。




若い層は革新系野党支持が強いようで、我が家の娘たちも野党派ですね。

高齢者は保守系与党支持が強いようで、私もどちらかと言えば保守支持です。


夕方6時になると、投票が締め切られ、KBS,MBCなどのテレビ局は投票所出口調査に基づいた当落予想を一斉に発表します。

以前はその予想があまり当たらなかったのですが、最近はかなりの精度で当ててきています。


朴クネ大統領にとっては今後の政局に決定的な影響が出る今回の選挙は正に針の筵に座っているような気持ちでしょうね。