tltc てれちく テ  うちらは、どこにたどりつくのか -37ページ目

tltc てれちく テ  うちらは、どこにたどりつくのか

「千」のササキングとマチカド「やかあ」のサルジとバカズ 両岸のあいだで起こったこと。こちらでくり返されるテレチク。 幽霊と相場 からだと宮殿 戦いの記録  0時から()へ 気のプログラムにデジタルソースを ゆきのただゆきゴトーユーダイかかり ふうし三崎義之

15年に昇り上げる龍のうねりの風


吹けば、3つの穴が開く


穴には権力が入る。3つの権力


ふりかざし押し切るだけの圧群力


力は、どこまで いくの いってみて 決めるの


返って、宙返りしながら ふらついて あちこちに


足跡のこし。


 荒いからバラいて、決める。ゴール!


集ってくる事物を、一点が発火し、突ける。


 許さない、と発言する声は音を吐かず


 「へ 三権なんざ、協力しあってやがんだい。こちらにいきゃ


あちらにいくんじゃないよ。一点が決まってるんでね。そこの口が開いてだな


ああしろこうしろ、端的にしゃべらっしゃるんだがよ。口臭はねえべ。


無味無臭なんさ。は、は、逆にくせーよな そんな口も


吐いた言葉もよ 総意なんだってよ け、け」



















 

あと70年も経過すれば、私も含めて周りにいる人は、ほぼ誰もいない。

 そう思えば、状況としては切なく、儚い。
 
       しかし、その途端、私は思い出すのです。

            なんと自由で、なんとフェアであるのか。


                            どうぞ、お気楽に

 

































 写真撮影で、にわかに固定された表情は


張り詰めて、噴出しそうなボワッボワッと炎隠して、行き止まる。


これにて折り返し。もう一度、スマイル。顔リン菌になった。


さ、赤らめて。フォーカスするから。よよや、やよや。


もっと、じっとファインダーを覗いていて。はちきれた皮膚の奥に


たまごのような脂肪をふくらませた弾く筋。


 唇は、そっと笑っている。目はうれしさで、瞳を潤ませていて


こちらに眼差しを問いかけている。


 そこはかとなく蝶がはためき、襖の奥へと同化して、襖の中で柄になった。


金箔を背景に真っ赤な蝶は模様を着飾り、やがてはだけた。


 襖を背景に、女は、もう一度、これを最後に涙ぐみ、口角を上げて


眼を潤ませた途端、こころから笑った








 


山の土の上で寝そべり


土に肘を立てて、頬杖の格好で、辺りの気配を感じ


、闇を感じ、頬のヒゲの感触に意識を奪われそうな時、


光るギラついた眼を発見した。


野犬だった。


鉛色の光沢のある毛なみ。唸る声。しなやかで攻撃的な


肉付き。


山歩きで、くもの巣をよけるために持っていた


木の枝を持つ。細く小さい。だめ


 ヨコの木の裏に身を寄せる。立って、さらに爪先立ちになって、


音をたてないように、その木の枝を右手で掴み、よじ登る。


ポッケから、ズロチが落ちて石ころに当たる音。ポーランドの貨幣が

落ちた。



























アンクリ―ンで食用にはできない。


地面に倒れ落ち、伏したままの高木に、淡くぼやけた


わらびが張り付いて、けらけら笑っている。


 アンクリーンで食用にはできない。


 

 直接、耳に、イヤホンから入り込む音のように


 わらびの笑いが聞こえてくる。頭蓋のドームに反響し


 立ちくらみを催す。


 低太のたろやんが、るせーなって叫んで


 わらびを踏み潰していく


 わらびはただのわらびになって


 笑いもせず、怒りもせず、しなだれて


 伏した木から、はなれた











ひとすじのすじに、人差し指をすべらせて。


かきわけ、ひらけて、灯りをともらせて。


ほこらの中身を確認した。


石造りの入れ物が楕円形で、くぼみに赤い粒が


落ち込んでいた。


表面はざらついていて、つぶすと


緑の液体がゼリー状に流れ、そこから小粒の


茜色の羽虫が飛び立っていった。


 でも、しゃがんだ人の身の丈ほどしか飛べなくて


失速し、ふらふらと墜落するように、ほこらのくぼみに着陸。


 でも、赤い粒はつぶれて、緑の液体はくずれている。


どうするの、茜色の羽虫たちは。。。どうなるの

















 ぱれ日


予言的な夢から覚め、さっそく苺ショートと


抹茶ムースを、ゆきこと。


わたしはムースを。


ムース部分の弾力のひややかさ


生クリームがとろける甘さ


スポンジのふんわりな感触で甘味を打ち消し


順番に味わって、一気に口にまっとまってひろがり



次にゆきこの苺ショートふうみな口と、からまる

























板金にヘッドライトが反射して、裏山のほこらが


ほんのりと様子を示した。


ほこらの脇に緑の草が群生している。草の根と虫の音が


反響しあって。束の間、静寂があたりを覆い、やがて時のしじまに


まぎれて。


 ゆきことわたしは


ほこらの前で腰をおろし


星を探し、雲を探した。うつろう雲の影がみえた。


ささやくものはなし。流れるものがある。


手にとった指先をなぞり、爪を爪で弾いた。


カチカチしたものと、やわらかな弾力とが


なめるようにからみあい、唇は

濡れていく。


乾いた大気のなか、次第に漆黒があらわれ


からめる舌先から蒸気が口内へと入り込み


贓物をゆがした。ゆがされた体内から、まわっていく頭の上のわっかは


その速度をはやめ、天上へと上り詰めるわっか。降り注ぐ小雨。


とどまるからだ












 円先から色の白い細身で長髪のうつきがやってきて


鋼の剣をかっさらっていった


剣はうつきの切れ長の目のように流麗で、恍惚的で


迷いがなかった。迷いなく奪われ、跡形もなく。



 小雨落ちる昼の真昼に、陽は光らず、安穏とした気配はなく


ただ闇を深めていくばかり。


落ちていくその深みから、底は知れず


目玉は閉じ、耳は塞ぎ、口は発言する


さあさ さあさ ここにまどろみ ここにほんとう