tltc てれちく テ  うちらは、どこにたどりつくのか -38ページ目

tltc てれちく テ  うちらは、どこにたどりつくのか

「千」のササキングとマチカド「やかあ」のサルジとバカズ 両岸のあいだで起こったこと。こちらでくり返されるテレチク。 幽霊と相場 からだと宮殿 戦いの記録  0時から()へ 気のプログラムにデジタルソースを ゆきのただゆきゴトーユーダイかかり ふうし三崎義之

間に合う。


くるりと、跳ね返ってきた言説に、行き交う通行者。


ライトは全体を照らしている。あかあかとこうこうと


ここぞとぞおもう。


まだ、間に合う。


シルクの織物が、すりぬけていく。


いつものように、して


いつものように、手を折り、みだらなことも言わずに


はける人を、はわくように、ゆとりを持って、口ずさむ


口ずさむ














 8の速度で天かけあがり


 2の時間で、まばたきをして


 1から10の恋人と


 二人っきりの会話に深けていく


 

トルネードがふきさらすここ、時パンク!


いまさらの虜さらって、かれこれ


帰来の股をあけふかし


最後と言い訳 止め射し


まだ不可の読みをしているのかもしれない


会って話すことと 重ね合わせる肌とのことを













ーで、どうしますか


     唐草模様の雨合羽に袖を通しながら、霧がささやく。


ーこれからも マドロはつづけます


     かしこまったわたし、告げる。


ーかしこまりまさ


     霧の瞳の奥は、乾いていて、唇は濡れている


ーだって、これは、もう止められないのよ

  

ーあなたの番がまた、まわってくるの


     こんな夜に巻戻さなくても、暮れないから。つかんだ腕を


     ふりほどかなくて、巻き込み、胸に顔をうずめ、

     繊維にからめた唇を


     いきたい、と動かし、その振動が霧の胸を伝わり


     うっっと、漏らす。かなり、温暖な夜のくらさを、陥れるものは


     なにもなくて、ただ、流れるからだの血液に、

     色を演じているけれど


     ここからは、真っ二つのからくりに、よいとしよける


     つぶらかな、コレクション。さよなら、と交互に鳴る枯葉の真実


     二時間の関数を、かれからかれへと導いて


     これら、ふたつの織物は、左に右になめやかさを競いつつ


     将門の首に雄叫び放ち、湯湯のくらげに浮かれつつ、

     緑と赤の篭らす!










 きょうは彼、キャラナで、踊って、イルパラで食べて、ベスパで飲んで


スイミング・スクールで泳いで(背泳ぎ)


 わたし、千の光を見て


祈り、ほとめき、くろさからえて、巻戻す。夜更けになっても


たしなめ、繰り返そうにも折り返そうにも、そっと手を携えて


踏みとどまり、鹿の音を聴き、舞舞えんと払子をさかく。


 


 彼とわたしは出会えない・・

おどけた車がバックで走り寄ってきた。


振り向いて逃げる人がいる。


きたどー きたどーって


ウインドウを開け、顔をのぞかせ叫ぶ運転者。



私のヨコを通り過ぎていく、車と、逃げる人















マドロの待ち時間に、イライラばかりが頭をぐるぐるかけめぐった。


マドロは、高度に洗練され、日常の煩雑、遅滞、不快とは無縁の


限界というまどろみを軽くすりぬけているはずが、待ち時間を生み出した。



 マドロには、7人が集った。円筒の布が天井まで吊り下げられて


床から強風が吹きぬけていく、波動布方式。


 最中、マドロの最中に、待ち時間はない。


      持ち時間がないからだ。
































 

スリムで長く、くびれて、円筒形の小口の狭いガラスのコップで


こーしーをすする。


 里のあわいを映し出すこのカフェバーで、ダイキリのいちごは


カウンターに差し出される。


 獣が外の山際まで迫っている。柵は低すぎる。オレンジのライトと


白い夜の冷えがまじりて溶け。2階の寝室で、マドロがはじまる。


階段を上っていく2,3人。















小山が蹴られて、八合目から下まで削られて。


明るい土色が、めくれてきた。


小石がパラパラ、落ちている。


落ちた小石が道路に散らかって、車がそれらを


弾いて、サイドの防波堤を飛び越えて、


海に落ち込み、小さな飛沫を上げたけど、


音は鳴らなかった。