消費税を上げる必要性について、
理屈も含めて理解しているつもり。
だけど、やはり景気にはあまり良い影響を
与えないであろうことは、
多くの識者の指摘するところで、僕も同感。
デフレかつ欧州危機が迫りくる状況で、
増税をするとなれば、
製造業も金融業も、ちょっと戦々恐々
という感じではないだろうか?
小さな会社を経営しているが、
正直、消費税の引き上げは打撃になる。
利益に関係なく売り上げにかかるわけだから、
単純にいえば、消費税が倍になる。
税金の滞納の何割?(相当の割合)が、
消費税の滞納であるという話も聞いたことがある。
中小企業にとっては、やはり死活問題だろう。
それでも、日本の財政状況がひっ迫しているのは
理解しているし、打つべき手は早いほうが良いことも
それなりに理解している。
「増税よりも経済成長」
「増税は成長が軌道に乗ってから」
というのは、ひとつの理屈。
この数20年あまり、常に二言目には「経済成長!」
を口実に、財政再建は後回しにし、
あらゆる政治的手段(もちろんすべてではないが)
が打たれ、。にもかかわらず、目覚ましい経済成長を果たすことが
できなかった(現実的には、カンフル剤を打ちまくって
長期低成長は実現したが・・・)わけだから、
今更、「経済成長優先」などと言っても
寝言にしか聞こえないのも事実。
「もう、こうなったら、経済成長なんかくそくらえ
借金返すために増税だ!」
という野田政権と財務省の言い分も
妙な説得力を持つ。
ただ、このタイミングは、運命的な感じもしなくもない。
つまり、現政権は、増税問題を、経済への影響は考えず、
やるか否かの政治的意志だけの問題としたわけだ。
そこで、思うのが、
原発のこと。
原発がなければ経済が成り立たない
だから再稼働を。という意見がある。
これとて、増税同様、経済問題は、
二の次にすればよいではないか。
と思うのである。
消費増税は経済発展を二の次にしたのだから、
原発だって、同じ考え方に基づいて
施策を講じるべきであると思う。
すべてが「経済優先」である必要が
あるのかどうか?消費税の増税を
機に考えてみてはどうだろうか?
増税して借金を返して、
原発を全廃して、夜は暗く、
無駄なエネルギーは消費しないようにして
つつましやかに生きていけばよいのではないか?
ガソリン車の個人所有を禁止するとか、するのも
いかもしれない。
個人商店が復興するかもしれないし、
公共交通機関が、充実して、
子供の公共性が育つかもしれない。
僕は、消費増税は、
経済優先の思想の放棄だと
前向きに受け止めたいと思う・・・って
ムリあるか(笑)
あと、ついでだが、税収増やしたいのであれば
是非とも宗教法人への課税をお勧めする。