もっとハグを! | 船津徹の「世界標準の子育て」

船津徹の「世界標準の子育て」

ハワイ・ロサンゼルス・上海で国際人育成を行う船津徹の「世界標準の子育て」ブログです!

こんにちは。
ハワイとロサンゼルスのTLC for Kids塾長、船津です。

バイリンガル子育てを成功させる秘訣は母子関係!

というお話をしました。

でもどうしたら母子関係が強固にできるのか?

という疑問にお答えしましょう。

母子関係を作る一番の方法は、、、、

「スキンシップ」

子どもと皮膚接触を増やして母親の愛情を伝えるのです。

「そんなことしたら抱きぐせがつく!」

なんて言わないでくださいね。

赤ちゃんを放っておく方が「抱きグセ」よりもはるかにやっかいな問題を引き起こします。

赤ちゃんが「ママー」と求めてきたらハグして子どもを安心させてあげましょう。

子どもがおかしな行動をした時にはベタベタとスキンシップを増やしましょう。

子どものおかしな行動は母親の愛情を試しているケースがほとんどです。

「ママはボクを愛しているの?」「ママは私を受け入れてくれるの?」

親の愛情を確認するために「イヤイヤ」と反抗したり、我がままを言ったり、親を困らせるような行動をするのです。

この時「もうそんな悪い子知らない!」と子どもを突き放すと、、問題行動が長引きます。

子どもがおかしな行動をしたらベタベタとスキンシップを増やしましょう。

すると「ボクはママから受け入れられている」「私はママから愛されている」と子どもが実感できるんです!

愛情を伝えるのはスキンシップです!

お母さんがしつこくハグハグ&チュッチュッしていると、子どもが逃げていくようになります。

「わーママ!もうベタベタしないでー!」

そうなったら、子どもに簡単な「お手伝い」を頼みましょう。

「悪いけどお皿を運んでもらえる?」と頼みます。

そして子どもがやってくれたら、

「手伝ってくれて助かったわ、本当にありがとう」と言ってギュッとハグします。

子どもはお母さんに抱かれ感謝されたことで「自分は役に立つ人間である」という「実感」を得ることができます。

子育て上手なお母さんは子どもに頻繁にお手伝いを頼み、人から感謝される歓びと快感をたくさん経験させます。

子どもが2、3歳でもどんどんお手伝いを頼みましょう。

ただ、命令や指図で子どもを動かそうとしてはいけません。

ささいなことでも必ず頼みましょう。

「○○ちゃん、悪いけどママを手伝ってね」。

そして「ありがとう、助かったわ」と抱きしめて感謝する。

この繰り返しが「自分は価値ある人間だ!」という「自信」を作ります。

自信を「大きく」育ててもらった子は、新しい環境に入ることや人と関わることを恐れない積極的な性格に育ちます。

世界中のどこでも活躍できる資質が身につくわけです。

ちなみにスキンシップは大きくなった子にも絶大な効果があります。

欧米人の両親はこのことをよく知っていて、子どもが何かをしてくれた時には「I'm proud of you」と褒めながらハグしますね。

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