NOVOシリーズのハイエンドモデル「αNOVO(アルファ ノヴォ)」の登場により、「αNOVO と NOVO MARKⅡ では何が違うのですか?」というご質問を大変多くいただく機会が増えました。
ここではNOVO MARKⅡとαNOVOとで異なる部分を、簡単に抜き出してまとめておこうと思います。
■サイズ: (間口・奥行き・高さ、重さ)
NOVO MARKⅡ:635mm×635mm×1800mm、190kg
αNOVO :630mm×645mm×1950mm、210kg
NOVO MARKⅡと比べ、αNOVOの方が
前姿は5mm細くなっていますが、
横姿は10mm長くなっており、
背丈は150mmほど高く、
重さは20kgほど重くなっています。
※αNOVOは、2020年にグッドデザイン賞を受賞しています。
■焙煎量
NOVO MARKⅡ:100g~ 1kg
αNOVO : 30g~1.5kg
プログラムの編集次第では、NOVO MARKⅡでもαNOVO同様に、30gでの焙煎も可能となります。
(最大容量は変えることが出来ませんので、MAXは 1kgのままです)
■焙煎プログラム(初期設定時/最大記憶数)
NOVO MARKⅡ: 50パターン搭載/100
αNOVO :150パターン搭載/300
αNOVOは、NOVO MARKⅡに比べ3倍のプログラムが搭載されています。また、本体に記憶させることが出来る焙煎プログラム数も同様に3倍増えています。
NOVO MARKⅡは、本体に記憶させることが出来るプログラム数が100の為、100以上のプログラムを作成した際には、別途USBが必要になります。ただ、USBをご用意さえいただけば無限にプログラムを差し替えることが可能です。
焙煎プログラムの編集幅に関しては、こちらの導入事例をご参照ください。(東京都 CAFE&MORE MIYANO-YU様)
■オプション
NOVO MARKⅡ:LEDスポットライト、オリジナル刻印、本体600色対応...etc
αNOVO :無し
NOVO MARKⅡには色々とオプションがありますが、αNOVOではLEDスポットライトが標準装備となり、現時点では選べるオプションはありません。
ただ、αNOVOには3つのモデル(Edition)があり、それによって違いがあります。
(ここではNOVO MARKⅡとの比較だけをまとめていますので、αNOVOのモデル違い(Standard、Limited、Labo)に関しては、αNOVO掲載ページをご参照ください https://baisenki.com/alphanovo)
■操作仕様
NOVO MARKⅡ:本体タッチパネル、手動ホッパー
αNOVO :本体タッチパネル、手動&自動ホッパー、専用アプリ(2021年秋頃配布予定)
αNOVO(Standard Editionを除く)は、ホッパーに生豆を入れておくと、焙煎ボタンを押すと自動でホッパーが開閉し、ロースティング部へ生豆を移動させる機能が付いています。
一方NOVO MARKⅡは、手動でホッパーを開けて、ロースティング部へ生豆を移動させる仕様となっています。(αNOVO Standard Editionはこちらの仕様です)
タッチパネルの設置方式が変わり、NOVO MARKⅡではスタンドタイプだったものが、αNOVOでは、フラットタイプへと様変わりしています。
さらには、αNOVO専用アプリも2021年秋頃にリリース予定で、スマートフォンやタブレットから焙煎作業などができるようになる予定です。
また、前面扉の仕様も異なり、NOVO MARKⅡでは上部半分が開く仕様だったものが、αNOVOでは前面全てが開く仕様へと変更しています。
■納期 ※ご発注いただくタイミングにより異なります。こちらには最短を記載しております
NOVO MARKⅡ:約2ヶ月(1.5ヶ月~2.5ヶ月)
αNOVO :2.5ヶ月~3ヶ月
NOVO MARKⅡは、本体のカラーが基本色(黒or白)の場合は凡そ60日程度ですが、600色から選べるオプショナルカラーを選ばれた場合には、2.5ヶ月程となっています。
■本体価格
NOVO MARKⅡ:300万円~
αNOVO :414万円~500万円
NOVO MARKⅡは付けるオプションによって価格が変わりますが、αNOVOでは選ぶモデル(Edition)によって価格が異なります。ご参考までに、NOVO MARKⅡはフルカスタムしても大体350万円くらいで収まります。(センサー数を増やす特別な「研究所仕様」は除きます)
― まとめ ―
αNOVOは、NOVO MARKⅡと比べ、
サイズが少し大きくなり、焙煎容量が増え、
機能や焙煎プログラム数も増えて、
本体価格が高くなっています。
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