10月16日は、湘南新宿ラインに特別快速がデビューしてちょうど10周年。
平日ということもあり、特にイベントなどはありませんでしたが、東京近郊の直通運転ネットワークが大幅に便利になった歴史の転換点です。
…が、そんな記念すべき日に、朝の湘南新宿ラインが、京浜東北線で非常停止ボタンが押されたあおりを受けて、横須賀線の線路を走行中の鶴見付近で停止。横須賀線の変電所の境界に湘南新宿ラインの高崎行きが跨ってしまい、10両編成側がパンタグラフ下げで対応するという事態が起きました。パンタグラフを下げると電車は通電しないため、エアコンが効かず、車内は地獄だったそうです。
そう、便利な直通運転と引き換えに抱えることになったのが、遅れや運休の問題です。湘南新宿ラインの場合、路線はX字型に広がり、その路線の中には、東海道線・横須賀線・埼京線・宇都宮線・高崎線の5つの路線が含まれています。構成路線はどれも過密ダイヤで、湘南新宿ラインはその間にパズルのように組み込まれていますから、そのうち1路線でもダイヤ乱れが発生すると、湘南新宿ラインがそれを拡散させてしまうのです。
「西大宮(川越線)での信号故障のため、湘南新宿ラインは大幅に遅れて運転」
「新小岩(総武線快速)で人身事故のため、湘南新宿ラインの一部列車運休」
というような、一見すると意味の分からない事態も、この直通運転のために起きるわけです。波及する範囲が広すぎるため、全区間運休や途中での運転打ち切りといった対応が取られやすく、便利な反面不安定なルートといえます。
ちなみに、神奈川県から都心に通勤・通学している方なら月に3回は嫌でも経験すると思われる、京浜東北線の運行障害が横須賀線や東海道線に波及する原因の多くは、「防護発報」の仕組み。人身事故、車両故障、異音検知などがあって列車が停止すると、脱出した乗客が巻き込み事故に遭う被害を防止するため、その周辺半径500m以内の全列車を停める仕組みになっています。そのため、線路がピッタリ並行している横須賀線・東海道線は、真っ先に運転見合わせの対象になります。時間帯が悪いと20分以上巻き込まれることもあるという、これがまたかなり理不尽な仕組みなのですが…
明日のJRが定時運行されることを願います
平日ということもあり、特にイベントなどはありませんでしたが、東京近郊の直通運転ネットワークが大幅に便利になった歴史の転換点です。
…が、そんな記念すべき日に、朝の湘南新宿ラインが、京浜東北線で非常停止ボタンが押されたあおりを受けて、横須賀線の線路を走行中の鶴見付近で停止。横須賀線の変電所の境界に湘南新宿ラインの高崎行きが跨ってしまい、10両編成側がパンタグラフ下げで対応するという事態が起きました。パンタグラフを下げると電車は通電しないため、エアコンが効かず、車内は地獄だったそうです。
そう、便利な直通運転と引き換えに抱えることになったのが、遅れや運休の問題です。湘南新宿ラインの場合、路線はX字型に広がり、その路線の中には、東海道線・横須賀線・埼京線・宇都宮線・高崎線の5つの路線が含まれています。構成路線はどれも過密ダイヤで、湘南新宿ラインはその間にパズルのように組み込まれていますから、そのうち1路線でもダイヤ乱れが発生すると、湘南新宿ラインがそれを拡散させてしまうのです。
「西大宮(川越線)での信号故障のため、湘南新宿ラインは大幅に遅れて運転」
「新小岩(総武線快速)で人身事故のため、湘南新宿ラインの一部列車運休」
というような、一見すると意味の分からない事態も、この直通運転のために起きるわけです。波及する範囲が広すぎるため、全区間運休や途中での運転打ち切りといった対応が取られやすく、便利な反面不安定なルートといえます。
ちなみに、神奈川県から都心に通勤・通学している方なら月に3回は嫌でも経験すると思われる、京浜東北線の運行障害が横須賀線や東海道線に波及する原因の多くは、「防護発報」の仕組み。人身事故、車両故障、異音検知などがあって列車が停止すると、脱出した乗客が巻き込み事故に遭う被害を防止するため、その周辺半径500m以内の全列車を停める仕組みになっています。そのため、線路がピッタリ並行している横須賀線・東海道線は、真っ先に運転見合わせの対象になります。時間帯が悪いと20分以上巻き込まれることもあるという、これがまたかなり理不尽な仕組みなのですが…
明日のJRが定時運行されることを願います