前回の記事では、「なぜ大学また、大学院に進学するの?」
ということについて、私の実体験ベースで解説しました。
※筆者は筆者は現在、地方国立大の大学院2年生で、理系の分野を専攻してます。
本記事では、
「大学(大学院)のメリット・デメリット」について、筆を走らせます。
大前提として、日本の通常の大学では、特殊な学部や短期大学を除けば学部は4年制。
大学院は修士課程と呼ばれ、2年制を設けているところがほとんど。
←大学院受験に加えて、大学院にも試験があります。
博士課程と呼ばれるコースへ進む方は、一般的にさらに3年間です。
特に理系の学部の方は、大学院まで進まれる方が多いです。
また、薬学部や医学部になると、システムが変わってきます。
以上が、日本の一般的な大学のシステムです。
大学進学のメリット
①学歴という名の肩書を手に入れることができる
肩書に縛られることは良くないですが、あるに越したことはないです。
企業に就職すること、そこからのキャリアアップを視野に入れているのなら、
この、「学歴」という肩書は大いに役立ちます。
②学びたい学問を学ぶことができる
理系で言えば、そこにしかない研究設備。高校までの義務教育で学ぶことができない学問に
触れることができます。この点については、主体性がまじで大事だと思います。
学ぶことはできるが、身に付くかどうかってことです。
③良い意味での大学生ノリを感じ取ることができる
これは僕自身が感じたことでもあります。行き当たりばったりの旅行へ行ったり、
朝までお酒を飲んだりと、社会人になると前向きになれない体験が確かにあります。
良い意味で「大学生っぽさ」を理解した人へと成長できるのかと、、
④やりたいことを探す時間になる
在学中に興味がでることなんていくらでもあります。よく、大学に行く意味が分からなかったから
行かなかった、という人がいます。ですがもし、高校卒業を迎えて、やりたいことや夢を確信できてないのであれば
大学を、「やりたいことを見つける場」として使ってもいいでしょう。私は、在学中に「留学」の夢を叶えました。
⑤様々なタイプの人との出会い
本当に様々なタイプの人がいます。積極的にサークルなどの課外活動に参加すると
さらに広い輪の仲間たちと出会えるはずです。また、就職した際にも、様々な業界に行った
友人と仕事上のパートナーになっている可能性だってあるです。
まとめると、その人次第では超充実した大学生キャンパスライフを
送ることができます。ってことですね。
メリットがあればデメリットもあるってことで、私が感じたデメリットについても書いていきます。
デメリットについては、その人の環境によって左右される点が多いと思いますが。
大学進学のデメリット
①莫大な学費
これについては、家庭環境が全てですが。。
バイトに明け暮れ、学業はおろそか。また、奨学金という名の借金を背負う必要があることも。
私自身も計6年間奨学金を受け取っています。
②仕事上身に付くスキルが乏しい
大学は、期待しているほど、社会人への準備期間としての役割は果たしてくれません。
③社会人としてのスタートに出遅れる
②に関連して、社会人としての規則正しさや礼儀、マナー、スキルを得るスタートに送れます。
これをデメリットととられるかは微妙ですが、このことを意識する必要があると思います。
他にもあると思うのですが、まとめると
「すべて本人次第!」かと思います。
大学院進学について、少し伝えるとすると
①就職活動には有利(院生をとりたい企業は多い)
②より高い専門性(研究活動に取り組む)
などなど。進学しなくていずれ後悔するのであれば、ぜひ進学することをおすすめします!
以上、大学のメリット・デメリットについて書いてみましたが
やはり、どのような環境に身を置いても、
「本人次第」。
これに尽きると思います。
お子さんを大学に進学させるか悩んでいる方々、またこれから大学進学を控えている方々
ぜひこの機会に、進むべき人生ルートについて考えてみてください。