先日記事にもした、第3種電気主任技術者。

私も有資格者になれたので、どんな教材を使用していたのかを記しておこうと思う。これから取得を目指される方の参考になれば幸いです。

 

私の基礎データですが、地方国立大の理系学部卒です。卒業後というか在学中からサボりでしたので、勉強から長期間離れておりました。ただ、電気や物理の基礎知識はあったので、その点は比較的学びやすかったと感じています。

 

私の学習目標ですが、試験合格が目標です。満点で完璧な理解が目標ではないです。限られた期間で資格を取ってしまいたかったので、合格するための学習としました。つまり問題が解けることを目指し、理解は後回しにしました。問題が解けることと、理解できていることは違います。当然理解するほうが大変で時間もかかります。限られた時間の中で、私に取っては最善の学手法で結果も出せたと思っていますが、それぞれの目標に合った学習をして下さい。

 

電験3種は比較的教材も多いので、大型書店で書籍を確認して選ぶのがベストですが、実際はそうもいかずネットでリサーチして選ぶことが多いと思います。自分もリサーチして書店でいくつか見てみて、結局先人の紹介を信用して選びました。そして実際に使ってみて良かったと思えたので紹介しておきます。

 

とは言っても私がお世話になってのは、受験者なら誰もがご存知の、

 ・TAC出版『みんなが欲しかった』シリーズです。

このシリーズの教科書&問題集(理論、電力、機械、法規)、10年過去問題集を使用しました。全体を通して非常に見やすく、解説も丁寧で分かりやすかったです。問題も過去問がベースになっているので、そのまま試験対策にもなります。電気関係の知識が皆無の方には、同シリーズより「合格へのはじめの一歩」という入門書も出ています。

 

私の学習方法ですが、とりあえず教科書&問題集4科目を1周やり切って、過去問を直近5年分を何周かやってどの問題でもほぼ対応できる状態にする、それだけでした。

私は教科書の方を1科目ずつ順にやっていたのですが、4科目並行して学習を進めた方が効率的だったと感じていいます。1科目ずつやると、4科目終わる頃には初めにやった科目のことを結構忘れていたからです(笑)。これは年齢的なものなのかもしれませんが、実際にかなり忘れてしまい二度手間になったのでご参考までに。

最終的に過去5年分の過去問をほぼ問題なく解ける状態になっていれば、本試験でもまず大丈夫だと思います。

 

受験してみて感じたのは、試験時間は結構余裕があるので余ります。なので全く焦る必要はなく、落ち着いてしっかり問題を読んで解いていくことを意識した方が良いと思います。そして悩んだ問題は後回しにする。他のを終わらせてから落ち着いて再挑戦すると意外と解ける事が多いです。

 

書いてて気がついたけど、なんだか普通のことしか書いてませんね(笑)。

学習に近道なんてないですもんね。受験される方、落ち着いてファイトです!