オーストラリアは入管が厳しく、国際線乗継にルールがあります。

他空港と同じく、別切りチケットの場合は乗継チケットとみなされません。


手荷物なしでA航空会社からB航空会社へシドニー空港で乗り継ぐ場合の1番固い方法をシェアします。

(同一航空会社による所謂シドニータッチではありません)


なお、オーストラリア入管に確認済みです。

2023年9月時点ですので、以降の情報は確約しませんので、自己責任でお願いいたします。

あくまで参考になさってください。


  国際線トランジットルール

①8時間以内トランジットは無査証で通過可能

②8時間-24時間トランジットは日本人の場合はETA(観光ピザ)が必須、ETA対象国以外はトランジットビザが必須


  ETA取得すべきか

以下3点から取得必須です。


情報を集めたのですが、トランジットエリアでは、保安検査は必須、パスポート+ETAチェックもされる場合が多いようです。


在オーストラリア大使館情報のトラブル事例に、トランジットエリア通過時にETAがないためにトラブルになる事例が紹介されており、ETA取得推奨と案内があります。

2時間トランジット予定が翌日伸びた時にシドニー空港では宿泊できませんので、入国せざるを得ません。


1番は、オーストラリアに入国する便のビザチェックです。後述しますが、私が使ったETA無しの搭乗はできませんでした。


  ETA申請


なお、ETAはアプリでしか取得できません。

YouTube等に申請方法は書いています。


が、今回は乗り継ぎのための申請。滞在先はありません。


「トランジットエリアに短期滞在」



申請後、すぐに許可が出ました。





  乗継元航空会社への別切り乗継申告

別切り別キャリアですので、オーストラリア入管から搭乗情報への次便登録が必要と。

出国前に電話して登録いただきました。


  試してみた

クアラルンプール発券マニラ経由シドニー行き。

フィリピン航空です。


①クアラルンプール

ANA便からターミナルCトランジットカウンターでチェックイン時にETAと次便チケットを見せました。が、ゲートでアラートが鳴り、経路や手荷物無しを説明して、通過できました。

ETAが無ければ通過できないことをここで知りました。20分程度足止め。


②マニラ

マニラ第1ターミナル同士の乗継ですが、まずアメリカ・オーストラリア行きカウンターでドキュメントチェックを受けます。

このタイミングで帰国便ANAのボーディングパスを取得し合わせて見せました。

搭乗時も全く同じドキュメントチェックがありました。


③シドニー

トランジットエリアはボーディングブリッジ側とバスゲート側にあります。今回は後者。

パスポート、ETAチェックは無く、待ち人無しですが、シドニー出国時と同様に厳密に保安検査が待ち構えています。ボディーチェックでアラートが消えるまで数回受けました。アメリカより厳しいですね。